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レヴォーグの実燃費はどれくらい?カタログ値との差と年間ガソリン代

運転席から見た道路。実燃費は走り方で変わる

レヴォーグのカタログ燃費(WLTCモード)は11〜22.9km/Lですが、実際に走ると数字は落ちます。この記事では実燃費の目安を13.6km/Lとして、年間の走行距離ごとにガソリン代がいくらになるかを出しました。

レヴォーグの諸元

メーカー スバル
区分 普通車
総排気量 1,795〜2,498cc
車両重量 1,550〜1,720kg
WLTC燃費(カタログ) 11〜22.9km/L
実燃費の目安 13.6km/L
乗車定員 5
駆動方式 四輪駆動(4WD)
年間維持費の目安 283,301円

カタログ値と実燃費はなぜ違うのか

WLTCモードは決められた走り方を再現して測ります。エアコンを使わず、荷物を積まず、渋滞にも遭いません。実際の運転はこれと違うので、数字は下がります。

  • エアコンの使用。夏と冬はとくに落ちる
  • 発進と停止の繰り返し。信号の多い道ほど落ちる
  • 乗車人数と荷物。重くなるほど落ちる
  • 短い距離の運転。エンジンが温まる前に着くと効率が悪い
  • タイヤの空気圧。減っていると転がり抵抗が増える

このサイトではカタログ値の80%を実燃費の目安としています。レヴォーグの場合、カタログ値の平均17km/Lに対して13.6km/L、差は3.4km/Lです。この割合は全103車種に同じように当てており、車種ごとに変えていません。車種によって割合を変えると、比べたときにどちらが有利なのか分からなくなるためです。

年間ガソリン代

年間の走行距離 カタログ値で計算 実燃費で計算
5,000km 51,622円 64,338円 12,716円
10,000km 103,245円 128,676円 25,432円
15,000km 154,867円 193,015円 38,147円
20,000km 206,490円 257,353円 50,863円

カタログ値だけを見て年間の費用を見積もると、実際より安く出ます。年10,000km走る場合で25,432円の差です。

ガソリン価格が変わるとどうなるか

ガソリン価格 年間10,000kmのガソリン代
150円/L 110,294円
160円/L 117,647円
175円/L 128,676円 このサイトの計算に使っている価格
190円/L 139,706円
200円/L 147,059円

このサイトでは全車種を175円/Lで計算しています。価格が10円動くと年間で7,353円変わります。

実燃費が近い普通車

車種 実燃費 年間10,000kmのガソリン代
MAZDA 3 12.9km/L 135,659円
MAZDA ROADSTER 12.9km/L 135,659円
インプレッサ 13.2km/L 132,576円
MAZDA CX-5 13.3km/L 131,579円
レヴォーグ 13.6km/L 128,676円
MAZDA CX-60 13.6km/L 128,676円
ジャスティ 14.1km/L 124,113円

カタログ燃費の順位はレヴォーグの燃費で扱っています。ガソリン代を含めた年間の総額はレヴォーグの維持費にまとめました。

レヴォーグのデータを一項目ずつ読む

表の数字は、それぞれ別のことを決めています。どの数字が何に効くのかを1つずつ見ていきます。

総排気量:1,795〜2,498cc

自動車税の区分はこの数字で決まります。2,000cc超2,500cc以下の区分です。

車両重量:1,550〜1,720kg

重量税はこの数字で決まります。0.5トンごとに階段状に上がるため、2,000kgの区分に入っています。重いほど燃費も落ちます。

WLTC燃費:11〜22.9km/L

グレードで11.9km/Lの幅があります。カタログの代表値だけを見ると、実際に買うグレードとずれることがあります。

実燃費の目安:13.6km/L

カタログ値の80%として計算しています。全103車種に同じ割合を当てているので、車種同士を比べる用途には使えます。

乗車定員:5

定員は乗り方を決める条件です。人数が足りないと用途そのものが成り立ちません。

駆動方式:四輪駆動(4WD)

四輪駆動の設定があります。四輪駆動は前輪駆動より重く、燃費は落ちます。雪や坂の多い地域では優先されることがあります。

普通車を年間ガソリン代の順に並べる

普通車67車種のうち、レヴォーグの前後を抜き出しました。年間ガソリン代の安い順(良い順)に並べています。

順位 車種 メーカー 年間ガソリン代
37 マツダ教習車キョウシュウシャ マツダ 121,528円
38 JPN TAXI トヨタ 121,528円
39 ZR-V ホンダ 121,528円
40 MAZDA CX-80 マツダ 121,528円
41 ジャスティ スバル 124,113円
42 レヴォーグ スバル 128,676円
43 MAZDA CX-60 マツダ 128,676円
44 MAZDA CX-5 マツダ 131,579円
45 インプレッサ スバル 132,576円
46 MAZDA 3 マツダ 135,659円
47 MAZDA ROADSTER マツダ 135,659円
48 MAZDA MX-30 マツダ 136,719円

全67車種の並びは普通車の一覧で見られます。

スバルの他の車種

スバルからは12車種を収録しています。年間維持費の安い順に並べました。

車種 区分 WLTC燃費 年間維持費
プレオ プラス 軽自動車 23.2〜35.2km/L 163,556円
ステラ 軽自動車 19.9〜26.4km/L 183,365円
シフォン 軽自動車 19.6〜26.4km/L 183,879円
レックス 普通車 20.7〜24.6km/L 230,110円
ジャスティ 普通車 16.8〜18.4km/L 256,138円
クロストレック 普通車 15.8〜22.7km/L 268,261円
フォレスター 普通車 13.5〜23km/L 274,488円
インプレッサ 普通車 13.6〜19.4km/L 275,601円
レガシィ 普通車 13〜15.8km/L 299,299円
BRZ 普通車 11.7〜12km/L 334,736円

ほかにも1車種あります。

レヴォーグについて、よくある質問

レヴォーグの実燃費はどれくらいですか?

目安は13.6km/Lです。カタログ値の平均17km/Lの80%として計算しています。実際の値は運転の仕方と道路の状況で上下します。

夏と冬で燃費は変わりますか?

変わります。エアコンと暖房を使うぶん落ちます。とくに冬はエンジンが温まるまで効率が悪く、短い距離を繰り返すと目に見えて下がります。

燃費を良くする方法はありますか?

タイヤの空気圧を規定値に保つ、急発進と急ブレーキを減らす、不要な荷物を降ろす、短距離の運転をまとめる——このあたりが効きます。ただしどれも数%の話で、車種そのものの差を覆すほどではありません。

年間のガソリン代はいくらですか?

年10,000km・175円/Lなら約128,676円です。走行距離が2倍になれば金額も2倍になります。

レヴォーグを判断する前に確認すること

数字を見る前に、前提が自分に当てはまっているかを確かめてください。前提がずれていると、正しい数字を見ても間違った結論になります。

  • どんな道を走るか
  • ガソリンの種類
  • 短距離の運転が多いか

どんな道を走るか

信号の多い市街地と、流れの良い郊外では実燃費が大きく違います。カタログのWLTC値には市街地・郊外・高速のそれぞれの値も出ているので、自分の使い方に近い区分を見るほうが正確です。

ガソリンの種類

ハイオク指定の車はレギュラー価格で計算できません。1Lあたり10円前後の差が、年間で数千円になります。

短距離の運転が多いか

エンジンが温まる前に着く運転を繰り返すと、実燃費はカタログ値の半分近くまで落ちることがあります。

レヴォーグでつまずきやすいところ

1回の給油で燃費を判断する

1回の給油では、走った道と気温の影響が大きすぎます。数回ぶんを平均するほうが実態に近づきます。

満タン法の入れ方がそろっていない

給油機の止まり方は毎回違います。同じ店の同じ機械で、同じ止め方をしないと数字がぶれます。

車載の燃費計をそのまま信じる

車載の表示は実際より良い数字が出る傾向があります。給油量から計算するほうが正確です。

レヴォーグを調べるときに出てくる言葉

このページで使っている言葉のうち、意味を取り違えやすいものをまとめました。

WLTCモード
2018年から使われている燃費の測定方式。市街地・郊外・高速道路の3つを組み合わせて測ります。以前のJC08モードより実際の走り方に近く、そのぶん数字は低めに出ます。
カタログ燃費
メーカーが公表する燃費。決められた条件で測った値なので、実際の運転とは条件が違います。
車両重量
燃料・オイル・冷却水を入れた状態の車の重さ。人と荷物は含みません。重量税はこの数字で決まります。
総排気量
エンジンの大きさ。自動車税の区分はこの数字で決まります。660cc以下が軽自動車の枠です。
レギュラーガソリン
オクタン価の低いほうのガソリン。ハイオク指定の車に入れると本来の性能が出ません。このサイトの計算はレギュラー価格を使っています。
転がり抵抗
タイヤが路面を転がるときの抵抗。空気圧が下がると増え、燃費が落ちます。

レヴォーグの数字はどこから来ているか

このサイトの数字は、次の2種類しかありません。

  • 公表資料をそのまま写したもの:総排気量・車両重量・WLTC燃費・乗車定員・駆動方式。国土交通省の「自動車燃費一覧」から取っています。メーカーの広告ではなく、審査を通った数字です。
  • 公表された税率で計算したもの:自動車税・重量税・自賠責保険料。税率は法律で決まっているので、排気量と重量が分かれば計算できます。

この2つ以外は「目安」と書いています。整備費用と任意保険料は、店や契約で変わるため、条件をそろえるための仮の値です。

自分で確かめる手順

  1. 国土交通省のサイトで「自動車燃費一覧」を開く
  2. メーカー(スバル)と車種区分(普通車)のファイルを選ぶ
  3. 通称名の欄から「レヴォーグ」の行を探す
  4. 総排気量・車両重量・WLTC燃費の列を見る

自動車税と重量税の税率は、総務省と国土交通省のサイトに一覧が出ています。区分の境目にいる車種では、グレード違いで税額が変わることがあるので、購入するグレードの車検証で確認してください。

数字が合わないときに考えられること

  • 年式が違う。燃費も重量も、モデルチェンジで変わります
  • グレードが違う。同じ車種でも駆動方式や装備で重量が変わります
  • 測定方式が違う。古い資料はJC08モードで、WLTCより良い数字が出ます
  • 減税の有無。エコカー減税が効いていると重量税が下がります

レヴォーグの他の項目

レヴォーグについては、この5つの角度でまとめています。

項目 中身
レヴォーグの燃費 カタログ燃費 11〜22.9km/L と同クラスでの順位
レヴォーグの維持費 年間283,301円の内訳と全103車種での位置
レヴォーグの自動車税 自動車税43,500円と重量税の区分
レヴォーグの車検費用 2年で約102,250円。法定費用と整備費用の切り分け

レヴォーグについて分かったこと

  • 実燃費の目安は13.6km/L(カタログ値の80%)
  • 年10,000kmで約128,676円
  • ガソリンが10円動くと年7,353円変わる
  • カタログ値だけで見積もると年25,432円安く出る

このページの金額は、車種同士を同じ条件で比べるためのものです。実際に払う額は、住んでいる地域・走る距離・保険の等級・整備の内容で変わります。購入や契約の前に、見積もりで確認してください。

レヴォーグを持ち続けると累計でいくらか

年間283,301円が何年ぶん積み上がるかを出しました。車検は2年に1回ですが、ここでは1年あたりに直した額で計算しています。

年数 累計 月あたり
1年 283,301円 23,608円
3年 849,903円 23,608円
5年 1,416,505円 23,608円
7年 1,983,107円 23,608円
10年 2,833,010円 23,608円

月あたりに直すと約23,608円です。ただし実際の出費は平らではありません。車検の年に102,250円、自動車税の月に43,500円がまとまって出ていきます。月々の積立で考えるなら、車検の年に備えて月8,521円を別に置いておく形になります。

この累計に入っていないもの

  • タイヤ交換。3〜5年に1回、5〜12万円程度
  • バッテリー交換。3〜5年に1回、1〜3万円程度
  • 駐車場代。月0円から3万円以上まで地域差が大きい
  • 車両価格とローンの利息
  • 13年超の増税。10年を超えて乗るなら効いてきます

走行距離を変えて計算し直す

このサイトは全車種を年10,000kmで統一していますが、走る距離は人によってまったく違います。レヴォーグについて、距離を変えたときの年間費用を出しました。

年間走行距離 ガソリン代 年間合計 月あたり
3,000km 38,603円 193,228円 16,102円
5,000km 64,338円 218,963円 18,247円
8,000km 102,941円 257,566円 21,464円
10,000km 128,676円 283,301円 23,608円 このサイトの前提
15,000km 193,015円 347,640円 28,970円
20,000km 257,353円 411,978円 34,331円

税金・車検・任意保険は走らなくてもかかるので、距離が0でも年154,625円は出ていきます。あまり乗らない人ほど、燃費より固定費のほうが効いてきます。逆に年20,000km走る人は、ガソリン代が全体の62%を占めます。

全103車種の実燃費の目安の散らばり

順位だけでは「どれくらい離れているのか」が分かりません。全103車種を実燃費の目安で6つの帯に分け、それぞれ何車種いるかを出しました。

実燃費の目安 車種数
7〜10km/L 9 ██████
10〜13km/L 15 ██████████
13〜16km/L 24 ████████████████ レヴォーグはここ
16〜19km/L 30 ████████████████████
19〜23km/L 15 ██████████
23〜27km/L 10 ███████

もっとも車種が多いのは16km/L前後の帯です。レヴォーグの14km/Lは、この山から離れた位置にあります。中央値は18km/Lです。

条件が近い車種を別の軸で探す

総排気量が近い車種(1,795〜2,498cc前後)

自動車税の区分が同じか隣になる車種です。税額で選ぶならこの範囲で比べることになります。

車種 メーカー 総排気量 自動車税 燃費
PRELUDE ホンダ 1,993cc 36,000円 23.6km/L
クロストレック スバル 1,995〜2,498cc 43,500円 15.8〜22.7km/L
ハリアー トヨタ 1,986〜2,487cc 43,500円 14.8〜22.7km/L
フォレスター スバル 1,795〜2,498cc 43,500円 13.5〜23km/L
インプレッサ スバル 1,995cc 36,000円 13.6〜19.4km/L
MAZDA 3 マツダ 1,496〜2,488cc 36,000円 14.6〜17.7km/L
MAZDA MX-30 マツダ 1,997cc 36,000円 15.1〜16.9km/L
MAZDA CX-5 マツダ 2,188〜2,488cc 43,500円 14.2〜19km/L

車両重量が近い車種(1,550〜1,720kg前後)

重量税の区分が同じになりやすい車種です。重量は燃費にも効くので、燃費を比べるときの下地としても使えます。

車種 メーカー 車両重量 車検(年) 燃費
ランディ スズキ 1,640〜1,690kg 51,125円 21.9〜23.6km/L
ヴォクシー ノア トヨタ 1,640〜1,750kg 51,125円 21.8〜23.6km/L
RAV4 トヨタ 1,650〜1,750kg 51,125円 22.3〜24.9km/L
ノア トヨタ 1,620〜1,770kg 51,125円 13.5〜24km/L
クロストレック スバル 1,540〜1,680kg 51,125円 15.8〜22.7km/L
ZR-V ホンダ 1,460〜1,630kg 51,125円 13.9〜22.1km/L
ハリアー トヨタ 1,570〜1,770kg 51,125円 14.8〜22.7km/L
フォレスター スバル 1,570〜1,780kg 51,125円 13.5〜23km/L

排気量が近くても重量が違えば車検費用が変わり、重量が近くても排気量が違えば自動車税が変わります。1つの軸だけで「同じくらい」と決めないほうが確実です。

走り方によって実燃費はどれくらい変わるか

WLTCモードは市街地・郊外・高速の3つを組み合わせた値です。どの走り方が多いかで、実際の燃費は上下します。レヴォーグの目安13.6km/Lを基準に、走り方別のおおよその幅を出しました。

走り方 実燃費の目安 年10,000kmのガソリン代
信号の多い市街地が中心 10.9km/L 160,550円
市街地と郊外が半々 13.6km/L 128,676円
流れの良い郊外が中心 15.6km/L 112,179円
高速道路が中心 15km/L 116,667円

この倍率は一般的な傾向を当てたもので、車種ごとに測った値ではありません。ハイブリッド車は市街地に強く、高速では差が縮まる傾向があります。ディーゼルは逆に高速が得意です。自分の車の本当の数字は、満タン法で測るのが確実です。

燃費が急に落ちたときに疑うこと

  • タイヤの空気圧が下がっている。月1回は確認する
  • エアコンを使い始めた。季節の変わり目に落ちるのは正常
  • 荷物を積みっぱなしにしている。100kgで数%変わる
  • エアクリーナーが汚れている。車検や点検で交換される部品

このページの数字が変わるとき

ここに出した数字は、いつまでも同じではありません。次のときに変わります。

モデルチェンジ
レヴォーグのエンジンや車体が変わると、燃費も重量も変わります。重量が0.5トンの区分をまたげば重量税も変わります。
税制改正
自動車税の税率、エコカー減税の対象と減税率、環境性能割の区分は、年度ごとに見直されます。
ガソリン価格
このサイトは175円/Lで統一しています。10円動くとレヴォーグの年間ガソリン代は7,353円変わります。
自賠責保険料の改定
数年に一度、改定されます。全車種一律なので、車種同士の比較には影響しません。
13年・18年の経過
新車登録から13年を超えると自動車税と重量税が上がり、18年でさらに上がります。

数字を見るときは、いつ時点のものかを確かめてください。このページは国土交通省の「自動車燃費一覧」と、公表されている税率にもとづいて計算しています。

レヴォーグにするかどうかの分かれ目

数字が出そろったあとに残るのは、優先順位の問題です。3つに分けて考えると決めやすくなります。

1. 用途が足りているか

乗車定員は5、駆動方式は四輪駆動(4WD)です。人数と積む荷物が収まるかを先に確かめてください。ここが足りないと、いくら安くても選べません。費用の話は、用途が足りていることを確かめてからです。

2. 年にいくらまで出せるか

レヴォーグの年間維持費は約283,301円、月あたり23,608円です。これに駐車場代が乗ります。普通車の中央値は262,073円、軽自動車の中央値は183,365円です。軽にすると年間99,936円ほど下がりますが、定員と積載量が変わります。

3. 何年乗るつもりか

5年で1,416,505円、10年で2,833,010円が維持費として出ていきます。長く乗るほど車両価格の1年あたりは下がりますが、13年を超えると税金が上がり、部品交換も増えます。「安い車を長く」と「維持費の安い車に買い替える」のどちらが得かは、乗る年数で逆転します。

費用の内訳はレヴォーグの維持費、税金の詳細はレヴォーグの自動車税にまとめています。

レヴォーグは同じ区分の中でどこが強いか

「良い車かどうか」は使い方で決まるので、ここでは判定しません。代わりに、普通車67車種の中央値と並べて、レヴォーグのどの数字が上でどれが下かを出しました。6つの軸のうち0つで中央値より有利な位置にいます。

項目 レヴォーグ 普通車の中央値 順位 見方
カタログ燃費 11km/L 16km/L 67車種中 58位 中央値より不利
実燃費の目安 14km/L 15km/L 67車種中 42位 中央値より不利
年間ガソリン代 128,676円 116,667円 67車種中 42位 中央値より不利
自動車税 43,500円 36,000円 67車種中 47位 中央値より不利
車検(年あたり) 51,125円 47,025円 67車種中 44位 中央値より不利
年間維持費の合計 283,301円 262,073円 67車種中 45位 中央値より不利

この表は順位表ではありません。軸ごとに向きが違います。燃費は高いほうが有利、費用は低いほうが有利です。また「中央値より不利」は、その車が劣っているという意味ではありません。定員が多い車は重くなり、重くなれば燃費も税も上がります。用途が違うものを同じ列に並べて優劣を言うことはできません。

レヴォーグの乗車定員は5、駆動方式は四輪駆動(4WD)です。この条件が自分の用途に合っているかを先に確かめ、そのうえで数字を見てください。合っていない車がいくら安くても選べませんし、合っている車が多少高くても、それは払う理由のある差です。

メーカーごとの傾向

収録している103車種を、メーカーごとにまとめました。年間維持費の中央値が安い順です。軽自動車の比率が高いメーカーほど中央値は下がるので、この並びは「どのメーカーが優れているか」ではなく「どんな車種を多く作っているか」を表しています。

メーカー 収録車種 うち軽 カタログ燃費の中央値 年間維持費の中央値
ダイハツ 8 6 18.2km/L 188,202円
日産 5 3 17.4km/L 209,541円
三菱 7 3 17.5km/L 224,159円
スズキ 14 8 20.7km/L 225,530円
ホンダ 13 6 18.1km/L 233,679円
トヨタ 30 2 16.7km/L 259,053円
スバル 12 3 15.8km/L 274,488円
マツダ 14 5 16.7km/L 278,684円

スバルは12車種を収録していて、うち3車種が軽自動車です。カタログ燃費の中央値は15.8km/L、年間維持費の中央値は274,488円です。レヴォーグは283,301円なので、スバルの中では維持費の高いほうに入ります。

メーカーで選ぶ理由があるとすれば、費用よりも整備の受けやすさです。近くにディーラーがあるか、部品がすぐ手に入るか、代車を出してもらえるか——長く乗るほどこちらが効いてきます。この表の金額差は年に数万円ですが、故障したときに1週間動けないほうが困る場面もあります。

レヴォーグを中古で買う場合に変わること

このページの数字は、いま公表されているモデルの諸元と、2019年10月以降に新車登録された場合の税率で計算しています。中古車を買う場合は、次の点が変わります。

税額が変わることがある

条件 自動車税 重量税(2年)
2019年10月以降に新規登録・13年以内 43,500円 32,800円
2019年9月以前に新規登録 47,850円前後 32,800円
13年超 50,025円 45,592円
18年超 50,025円 50,512円

2019年10月1日に自動車税が引き下げられたため、それより前に登録された車は税額が高いままです。差は年間1,000〜4,500円程度ですが、10年乗れば数万円になります。車検証の「初度登録年月」を必ず確認してください。

燃費の数字が違うことがある

レヴォーグの現行の値は11〜22.9km/Lですが、これはいまのモデルのWLTCモード値です。年式が古いモデルは、車体もエンジンも違えば、測定方式もJC08モードのことがあります。JC08はWLTCより1〜2割ほど良い数字が出るため、そのまま比べると古い車のほうが燃費が良く見えます。中古車情報に出ている燃費が、どの方式で測ったものかを確かめてください。

中古で見ておくこと

  • 初度登録年月。税額と、13年・18年の増税までの残り年数が決まります
  • 走行距離。部品の消耗の目安になります。年1万kmが標準的な目安です
  • 整備記録簿。いつ何を交換したかが分かります。残っていない車は状態が読めません
  • 車検の残り。切れている車は納車時に車検費用が上乗せされます
  • タイヤの残り溝。すぐ交換が必要なら数万円の追加になります
  • 次の車検までの期間。レヴォーグの車検費用は2年で約102,250円です

新車と中古のどちらが得かは、車両価格の差と、残り年数で決まります。維持費だけを見れば同じ車種なら大きくは変わりませんが、古いほど税金が上がり、部品交換の頻度も増えます。車両価格が安いぶんを、あとから維持費で払うことになる場合があります。

レヴォーグと似た条件の車種

費用ではなく用途で絞るとどうなるかを出しました。定員と駆動方式は、費用よりも先に決まる条件です。ここが合わない車は、いくら安くても選べません。

乗車定員が同じ車種(5)

車種 メーカー 区分 カタログ燃費 年間維持費
アクア トヨタ 普通車 30〜34.3km/L 205,618円
ノート 日産 普通車 26.9〜33.8km/L 209,541円
ノート オーラ 日産 普通車 26.3〜33km/L 211,365円
プリウス トヨタ 普通車 26.8〜32.6km/L 216,554円
ヤリス トヨタ 普通車 18〜36km/L 218,544円
ロッキー ダイハツ 普通車 17.4〜34.8km/L 221,257円
ライズ トヨタ 普通車 17.4〜34.8km/L 221,257円
カローラ スポーツ トヨタ 普通車 26.2〜28.9km/L 222,570円
デリカD:2 三菱 普通車 24.9〜25.6km/L 224,159円
カローラ ツーリング トヨタ 普通車 24.9〜28.8km/L 224,420円

定員5の車種は45車種あります。維持費の安い順に並べました。同じ人数を乗せられるなかで、費用がどれだけ違うかが分かります。

駆動方式が同じ車種(四輪駆動(4WD))

車種 メーカー 車両重量 カタログ燃費 年間維持費
ジムニー(スズキ) スズキ 1,060〜1,070kg 14.3〜17.1km/L 227,659円
フォレスター スバル 1,570〜1,780kg 13.5〜23km/L 274,488円
レガシィ スバル 1,680〜1,720kg 13〜15.8km/L 299,299円
デリカ 三菱 1,950〜1,990kg 12.9〜13.6km/L 319,719円
GR ヤリス トヨタ 1,240〜1,310kg 10.8〜12.4km/L 331,197円
GRカローラ トヨタ 1,480〜1,510kg 10.4〜12.4km/L 335,333円
WRX スバル 1,590〜1,630kg 10.7〜12.7km/L 340,795円
ランドクルーザー トヨタ 2,170〜2,600kg 7.5〜11km/L 408,711円

四輪駆動は前輪駆動より重く、そのぶん燃費が落ちて重量税も上がります。雪や坂の多い地域では必要な装備ですが、必要でないなら費用だけが増えます。

同じ定員でも、荷室の広さと後席の使い勝手は車種で大きく違います。この表で費用の見当をつけてから、実車で確かめてください。数字で絞れるのは候補までで、最後は座ってみないと分かりません。

レヴォーグについて、いまどの状態ですか

同じ車でも、これから買う人と、すでに乗っている人では、次に見るべきものが違います。当てはまるものを選んでください。選んだものだけを表示します。