ヴェルファイアの実燃費はどれくらい?カタログ値との差と年間ガソリン代

掲載データの確認日 2026/10/16

103車種を同じ条件でそろえています

ヴェルファイアのイメージ

トヨタ

ヴェルファイア

年間の維持費
31.5万円
WLTC燃費
10.2〜17.8km/L
乗車人数
7名
実燃費
ヴェルファイアの要点決めるのに要る数値だけ先に出しています
WLTC燃費
10.2〜17.8km/L
年間の維持費
31.5万円
排気量
2,393〜2,493cc
定員
7名
軽自動車四輪駆動

○があるもの、×が無いものです。

ヴェルファイアのカタログ燃費(WLTCモード)は10.2〜17.8km/Lですが、実際に走ると数字は落ちます。この記事では実燃費の目安を11.2km/Lとして、年間の走行距離ごとにガソリン代がいくらになるかを出しました。

ヴェルファイアの諸元

メーカートヨタ
区分普通車
総排気量2,393〜2,493cc
車両重量2,100〜2,280kg
WLTC燃費(カタログ)10.2〜17.8km/L
実燃費の目安11.2km/L
乗車定員7
駆動方式四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF)
年間維持費の目安314,975円

カタログ値と実燃費はなぜ違うのか

WLTCモードは決められた走り方を再現して測ります。エアコンを使わず、荷物を積まず、渋滞にも遭いません。実際の運転はこれと違うので、数字は下がります。

  • エアコンの使用。夏と冬はとくに落ちる
  • 発進と停止の繰り返し。信号の多い道ほど落ちる
  • 乗車人数と荷物。重くなるほど落ちる
  • 短い距離の運転。エンジンが温まる前に着くと効率が悪い
  • タイヤの空気圧。減っていると転がり抵抗が増える

このサイトではカタログ値の80%を実燃費の目安としています。ヴェルファイアの場合、カタログ値の平均14km/Lに対して11.2km/L、差は2.8km/Lです。この割合は全103車種に同じように当てており、車種ごとに変えていません。車種によって割合を変えると、比べたときにどちらが有利なのか分からなくなるためです。

年間ガソリン代

年間の走行距離カタログ値で計算実燃費で計算差
5,000km62,500円78,125円15,625円
10,000km125,000円156,250円31,250円
15,000km187,500円234,375円46,875円
20,000km250,000円312,500円62,500円

カタログ値だけを見て年間の費用を見積もると、実際より安く出ます。年10,000km走る場合で31,250円の差です。

ガソリン価格が変わるとどうなるか

ガソリン価格年間10,000kmのガソリン代
150円/L133,929円—
160円/L142,857円—
175円/L156,250円このサイトの計算に使っている価格
190円/L169,643円—
200円/L178,571円—

このサイトでは全車種を175円/Lで計算しています。価格が10円動くと年間で8,929円変わります。

実燃費が近い普通車

車種実燃費年間10,000kmのガソリン代
デリカ10.6km/L165,094円
ヴェルファイア11.2km/L156,250円
レガシィ11.5km/L152,174円
エクリプス クロス11.6km/L150,862円
アルファード ヴェルファイア11.6km/L150,862円
アルファード11.8km/L148,305円
ジムニー(普通車)11.9km/L147,059円

カタログ燃費の順位はヴェルファイアの燃費で扱っています。ガソリン代を含めた年間の総額はヴェルファイアの維持費にまとめました。

ヴェルファイアのデータを一項目ずつ読む

表の数字は、それぞれ別のことを決めています。どの数字が何に効くのかを1つずつ見ていきます。

総排気量:2,393〜2,493cc

自動車税の区分はこの数字で決まります。2,000cc超2,500cc以下の区分です。

車両重量:2,100〜2,280kg

重量税はこの数字で決まります。0.5トンごとに階段状に上がるため、2,500kgの区分に入っています。重いほど燃費も落ちます。

WLTC燃費:10.2〜17.8km/L

グレードで7.6km/Lの幅があります。カタログの代表値だけを見ると、実際に買うグレードとずれることがあります。

実燃費の目安:11.2km/L

カタログ値の80%として計算しています。全103車種に同じ割合を当てているので、車種同士を比べる用途には使えます。

乗車定員:7

7人以上乗れるグレードがあります。定員が多いほど車体は重くなり、燃費と重量税に効いてきます。

駆動方式:四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF)

四輪駆動の設定があります。四輪駆動は前輪駆動より重く、燃費は落ちます。雪や坂の多い地域では優先されることがあります。

普通車を年間ガソリン代の順に並べる

普通車67車種のうち、ヴェルファイアの前後を抜き出しました。年間ガソリン代の安い順(良い順)に並べています。

順位車種メーカー年間ガソリン代
51ジムニー(普通車)スズキ147,059円
52アルファードトヨタ148,305円
53エクリプス クロス三菱150,862円
54アルファード ヴェルファイアトヨタ150,862円
55レガシィスバル152,174円
56ヴェルファイアトヨタ156,250円
57デリカ三菱165,094円
58スープラトヨタ171,569円
5986トヨタ178,571円
60BRZスバル184,211円
61GR86トヨタ184,211円
62WRXスバル186,170円

全67車種の並びは普通車の一覧で見られます。

トヨタの他の車種

トヨタからは30車種を収録しています。年間維持費の安い順に並べました。

車種区分WLTC燃費年間維持費
ピクシスエポック軽自動車23.2〜35.2km/L163,556円
コペン(トヨタ)軽自動車18.6〜19.2km/L204,664円
アクア普通車30〜34.3km/L205,618円
プリウス普通車26.8〜32.6km/L216,554円
ヤリス普通車18〜36km/L218,544円
ライズ普通車17.4〜34.8km/L221,257円
カローラ スポーツ普通車26.2〜28.9km/L222,570円
カローラ ツーリング普通車24.9〜28.8km/L224,420円
ヤリス クロス普通車16.7〜30.8km/L229,630円
カローラクロス普通車23.3〜26.4km/L230,965円

ほかにも19車種あります。

ヴェルファイアについて、よく聞かれること

ヴェルファイアの実燃費はどれくらいですか?

目安は11.2km/Lです。カタログ値の平均14km/Lの80%として計算しています。実際の値は運転の仕方と道路の状況で上下します。

夏と冬で燃費は変わりますか?

変わります。エアコンと暖房を使うぶん落ちます。とくに冬はエンジンが温まるまで効率が悪く、短い距離を繰り返すと目に見えて下がります。

燃費を良くする方法はありますか?

タイヤの空気圧を規定値に保つ、急発進と急ブレーキを減らす、不要な荷物を降ろす、短距離の運転をまとめる——このあたりが効きます。ただしどれも数%の話で、車種そのものの差を覆すほどではありません。

年間のガソリン代はいくらですか?

年10,000km・175円/Lなら約156,250円です。走行距離が2倍になれば金額も2倍になります。

ヴェルファイアを判断する前に確認すること

数字を見る前に、前提が自分に当てはまっているかを確かめてください。前提がずれていると、正しい数字を見ても間違った結論になります。

  • どんな道を走るか
  • ガソリンの種類
  • 短距離の運転が多いか

どんな道を走るか

信号の多い市街地と、流れの良い郊外では実燃費が大きく違います。カタログのWLTC値には市街地・郊外・高速のそれぞれの値も出ているので、自分の使い方に近い区分を見るほうが正確です。

ガソリンの種類

ハイオク指定の車はレギュラー価格で計算できません。1Lあたり10円前後の差が、年間で数千円になります。

短距離の運転が多いか

エンジンが温まる前に着く運転を繰り返すと、実燃費はカタログ値の半分近くまで落ちることがあります。

ヴェルファイアでつまずきやすいところ

1回の給油で燃費を判断する

1回の給油では、走った道と気温の影響が大きすぎます。数回ぶんを平均するほうが実態に近づきます。

満タン法の入れ方がそろっていない

給油機の止まり方は毎回違います。同じ店の同じ機械で、同じ止め方をしないと数字がぶれます。

車載の燃費計をそのまま信じる

車載の表示は実際より良い数字が出る傾向があります。給油量から計算するほうが正確です。

ヴェルファイアを調べるときに出てくる言葉

このページに出てくる言葉から、取り違えると判断を誤りやすいものを選んで説明します。

WLTCモード
2018年から使われている燃費の測定方式。市街地・郊外・高速道路の3つを組み合わせて測ります。以前のJC08モードより実際の走り方に近く、そのぶん数字は低めに出ます。
カタログ燃費
メーカーが公表する燃費。決められた条件で測った値なので、実際の運転とは条件が違います。
車両重量
燃料・オイル・冷却水を入れた状態の車の重さ。人と荷物は含みません。重量税はこの数字で決まります。
総排気量
エンジンの大きさ。自動車税の区分はこの数字で決まります。660cc以下が軽自動車の枠です。
レギュラーガソリン
オクタン価の低いほうのガソリン。ハイオク指定の車に入れると本来の性能が出ません。このサイトの計算はレギュラー価格を使っています。
転がり抵抗
タイヤが路面を転がるときの抵抗。空気圧が下がると増え、燃費が落ちます。

ヴェルファイアの数字はどこから来ているか

このサイトの数字は、次の2種類しかありません。

  • 公表資料をそのまま写したもの:総排気量・車両重量・WLTC燃費・乗車定員・駆動方式。国土交通省の「自動車燃費一覧」から取っています。メーカーの広告ではなく、審査を通った数字です。
  • 公表された税率で計算したもの:自動車税・重量税・自賠責保険料。税率は法律で決まっているので、排気量と重量が分かれば計算できます。

この2つ以外は「目安」と書いています。整備費用と任意保険料は、店や契約で変わるため、条件をそろえるための仮の値です。

自分で確かめる手順

  1. 国土交通省のサイトで「自動車燃費一覧」を開く
  2. メーカー(トヨタ)と車種区分(普通車)のファイルを選ぶ
  3. 通称名の欄から「ヴェルファイア」の行を探す
  4. 総排気量・車両重量・WLTC燃費の列を見る

自動車税と重量税の税率は、総務省と国土交通省のサイトに一覧が出ています。区分の境目にいる車種では、グレード違いで税額が変わることがあるので、購入するグレードの車検証で確認してください。

数字が合わないときに考えられること

  • 年式が違う。燃費も重量も、モデルチェンジで変わります
  • グレードが違う。同じ車種でも駆動方式や装備で重量が変わります
  • 測定方式が違う。古い資料はJC08モードで、WLTCより良い数字が出ます
  • 減税の有無。エコカー減税が効いていると重量税が下がります

ヴェルファイアの他の項目

ヴェルファイアについては、この5つの角度でまとめています。

項目中身
ヴェルファイアの燃費カタログ燃費 10.2〜17.8km/L と同クラスでの順位
ヴェルファイアの維持費年間314,975円の内訳と全103車種での位置
ヴェルファイアの自動車税自動車税43,500円と重量税の区分
ヴェルファイアの車検費用2年で約110,450円。法定費用と整備費用の切り分け

ヴェルファイアについて分かったこと

  • 実燃費の目安は11.2km/L(カタログ値の80%)
  • 年10,000kmで約156,250円
  • ガソリンが10円動くと年8,929円変わる
  • カタログ値だけで見積もると年31,250円安く出る

このページの金額は、車種同士を同じ条件で比べるためのものです。実際に払う額は、住んでいる地域・走る距離・保険の等級・整備の内容で変わります。購入や契約の前に、見積もりで確認してください。

ヴェルファイアを持ち続けると累計でいくらか

年間314,975円が何年ぶん積み上がるかを出しました。車検は2年に1回ですが、ここでは1年あたりに直した額で計算しています。

年数累計月あたり
1年314,975円26,248円
3年944,925円26,248円
5年1,574,875円26,248円
7年2,204,825円26,248円
10年3,149,750円26,248円

月あたりに直すと約26,248円です。ただし実際の出費は平らではありません。車検の年に110,450円、自動車税の月に43,500円がまとまって出ていきます。月々の積立で考えるなら、車検の年に備えて月9,204円を別に置いておく形になります。

この累計に入っていないもの

  • タイヤ交換。3〜5年に1回、5〜12万円程度
  • バッテリー交換。3〜5年に1回、1〜3万円程度
  • 駐車場代。月0円から3万円以上まで地域差が大きい
  • 車両価格とローンの利息
  • 13年超の増税。10年を超えて乗るなら効いてきます

走行距離を変えて計算し直す

このサイトは全車種を年10,000kmで統一していますが、走る距離は人によってまったく違います。ヴェルファイアについて、距離を変えたときの年間費用を出しました。

年間走行距離ガソリン代年間合計月あたり
3,000km46,875円205,600円17,133円—
5,000km78,125円236,850円19,738円—
8,000km125,000円283,725円23,644円—
10,000km156,250円314,975円26,248円このサイトの前提
15,000km234,375円393,100円32,758円—
20,000km312,500円471,225円39,269円—

税金・車検・任意保険は走らなくてもかかるので、距離が0でも年158,725円は出ていきます。あまり乗らない人ほど、燃費より固定費のほうが効いてきます。逆に年20,000km走る人は、ガソリン代が全体の66%を占めます。

全103車種の実燃費の目安の散らばり

順位だけでは「どれくらい離れているのか」が分かりません。全103車種を実燃費の目安で6つの帯に分け、それぞれ何車種いるかを出しました。

実燃費の目安車種数
7〜10km/L9██████
10〜13km/L15██████████ ヴェルファイアはここ
13〜16km/L24████████████████
16〜19km/L30████████████████████
19〜23km/L15██████████
23〜27km/L10███████

もっとも車種が多いのは16km/L前後の帯です。ヴェルファイアの11km/Lは、この山から離れた位置にあります。中央値は18km/Lです。

条件が近い車種を別の軸で探す

総排気量が近い車種(2,393〜2,493cc前後)

自動車税の区分が同じか隣になる車種です。税額で選ぶならこの範囲で比べることになります。

車種メーカー総排気量自動車税燃費
RAV4トヨタ2,487cc43,500円22.3〜24.9km/L
クロストレックスバル1,995〜2,498cc43,500円15.8〜22.7km/L
クラウントヨタ2,393〜2,487cc43,500円15.7〜22.4km/L
MAZDA CX-5マツダ2,188〜2,488cc43,500円14.2〜19km/L
アルファードトヨタ2,487〜2,493cc43,500円10.5〜18.9km/L
アルファード ヴェルファイアトヨタ2,487〜2,493cc43,500円10.4〜18.7km/L
デリカ三菱2,267cc43,500円12.9〜13.6km/L
スープラトヨタ1,998〜2,997cc43,500円11〜14.5km/L

車両重量が近い車種(2,100〜2,280kg前後)

重量税の区分が同じになりやすい車種です。重量は燃費にも効くので、燃費を比べるときの下地としても使えます。

車種メーカー車両重量車検(年)燃費
アルファードトヨタ2,100〜2,270kg55,225円10.5〜18.9km/L
アルファード ヴェルファイアトヨタ2,040〜2,330kg55,225円10.4〜18.7km/L

排気量が近くても重量が違えば車検費用が変わり、重量が近くても排気量が違えば自動車税が変わります。1つの軸だけで「同じくらい」と決めないほうが確実です。

走り方によって実燃費はどれくらい変わるか

WLTCモードは市街地・郊外・高速の3つを組み合わせた値です。どの走り方が多いかで、実際の燃費は上下します。ヴェルファイアの目安11.2km/Lを基準に、走り方別のおおよその幅を出しました。

走り方実燃費の目安年10,000kmのガソリン代
信号の多い市街地が中心9km/L194,444円
市街地と郊外が半々11.2km/L156,250円
流れの良い郊外が中心12.9km/L135,659円
高速道路が中心12.3km/L142,276円

この倍率は一般的な傾向を当てたもので、車種ごとに測った値ではありません。ハイブリッド車は市街地に強く、高速では差が縮まる傾向があります。ディーゼルは逆に高速が得意です。自分の車の本当の数字は、満タン法で測るのが確実です。

燃費が急に落ちたときに疑うこと

  • タイヤの空気圧が下がっている。月1回は確認する
  • エアコンを使い始めた。季節の変わり目に落ちるのは正常
  • 荷物を積みっぱなしにしている。100kgで数%変わる
  • エアクリーナーが汚れている。車検や点検で交換される部品

このページの数字が変わるとき

ここに出した数字は、いつまでも同じではありません。次のときに変わります。

モデルチェンジ
ヴェルファイアのエンジンや車体が変わると、燃費も重量も変わります。重量が0.5トンの区分をまたげば重量税も変わります。
税制改正
自動車税の税率、エコカー減税の対象と減税率、環境性能割の区分は、年度ごとに見直されます。
ガソリン価格
このサイトは175円/Lで統一しています。10円動くとヴェルファイアの年間ガソリン代は8,929円変わります。
自賠責保険料の改定
数年に一度、改定されます。全車種一律なので、車種同士の比較には影響しません。
13年・18年の経過
新車登録から13年を超えると自動車税と重量税が上がり、18年でさらに上がります。

数字を見るときは、いつ時点のものかを確かめてください。このページは国土交通省の「自動車燃費一覧」と、公表されている税率にもとづいて計算しています。

ヴェルファイアにするかどうかの分かれ目

数字が出そろったあとに残るのは、優先順位の問題です。3つに分けて考えると決めやすくなります。

1. 用途が足りているか

乗車定員は7、駆動方式は四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF)です。7人以上乗れるグレードがあるので、大人数で移動する用途に対応できます。費用の話は、用途が足りていることを確かめてからです。

2. 年にいくらまで出せるか

ヴェルファイアの年間維持費は約314,975円、月あたり26,248円です。これに駐車場代が乗ります。普通車の中央値は262,073円、軽自動車の中央値は183,365円です。軽にすると年間131,610円ほど下がりますが、定員と積載量が変わります。

3. 何年乗るつもりか

5年で1,574,875円、10年で3,149,750円が維持費として出ていきます。長く乗るほど車両価格の1年あたりは下がりますが、13年を超えると税金が上がり、部品交換も増えます。「安い車を長く」と「維持費の安い車に買い替える」のどちらが得かは、乗る年数で逆転します。

費用の内訳はヴェルファイアの維持費、税金の詳細はヴェルファイアの自動車税にまとめています。

ヴェルファイアは同じ区分の中でどこが強いか

「良い車かどうか」は使い方で決まるので、ここでは判定しません。代わりに、普通車67車種の中央値と並べて、ヴェルファイアのどの数字が上でどれが下かを出しました。6つの軸のうち0つで中央値より有利な位置にいます。

項目ヴェルファイア普通車の中央値順位見方
カタログ燃費10km/L16km/L67車種中 65位中央値より不利
実燃費の目安11km/L15km/L67車種中 56位中央値より不利
年間ガソリン代156,250円116,667円67車種中 56位中央値より不利
自動車税43,500円36,000円67車種中 47位中央値より不利
車検(年あたり)55,225円47,025円67車種中 61位中央値より不利
年間維持費の合計314,975円262,073円67車種中 56位中央値より不利

この表は順位表ではありません。軸ごとに向きが違います。燃費は高いほうが有利、費用は低いほうが有利です。また「中央値より不利」は、その車が劣っているという意味ではありません。定員が多い車は重くなり、重くなれば燃費も税も上がります。用途が違うものを同じ列に並べて優劣を言うことはできません。

ヴェルファイアの乗車定員は7、駆動方式は四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF)です。この条件が自分の用途に合っているかを先に確かめ、そのうえで数字を見てください。合っていない車がいくら安くても選べませんし、合っている車が多少高くても、それは払う理由のある差です。

メーカーごとの傾向

収録している103車種を、メーカーごとにまとめました。年間維持費の中央値が安い順です。軽自動車の比率が高いメーカーほど中央値は下がるので、この並びは「どのメーカーが優れているか」ではなく「どんな車種を多く作っているか」を表しています。

メーカー収録車種うち軽カタログ燃費の中央値年間維持費の中央値
ダイハツ8618.2km/L188,202円
日産5317.4km/L209,541円
三菱7317.5km/L224,159円
スズキ14820.7km/L225,530円
ホンダ13618.1km/L233,679円
トヨタ30216.7km/L259,053円
スバル12315.8km/L274,488円
マツダ14516.7km/L278,684円

トヨタは30車種を収録していて、うち2車種が軽自動車です。カタログ燃費の中央値は16.7km/L、年間維持費の中央値は259,053円です。ヴェルファイアは314,975円なので、トヨタの中では維持費の高いほうに入ります。

メーカーで選ぶ理由があるとすれば、費用よりも整備の受けやすさです。近くにディーラーがあるか、部品がすぐ手に入るか、代車を出してもらえるか——長く乗るほどこちらが効いてきます。この表の金額差は年に数万円ですが、故障したときに1週間動けないほうが困る場面もあります。

ヴェルファイアを中古で買う場合に変わること

このページの数字は、いま公表されているモデルの諸元と、2019年10月以降に新車登録された場合の税率で計算しています。中古車を買う場合は、次の点が変わります。

税額が変わることがある

条件自動車税重量税(2年)
2019年10月以降に新規登録・13年以内43,500円41,000円
2019年9月以前に新規登録47,850円前後41,000円
13年超50,025円56,990円
18年超50,025円63,140円

2019年10月1日に自動車税が引き下げられたため、それより前に登録された車は税額が高いままです。差は年間1,000〜4,500円程度ですが、10年乗れば数万円になります。車検証の「初度登録年月」を必ず確認してください。

燃費の数字が違うことがある

ヴェルファイアの現行の値は10.2〜17.8km/Lですが、これはいまのモデルのWLTCモード値です。年式が古いモデルは、車体もエンジンも違えば、測定方式もJC08モードのことがあります。JC08はWLTCより1〜2割ほど良い数字が出るため、そのまま比べると古い車のほうが燃費が良く見えます。中古車情報に出ている燃費が、どの方式で測ったものかを確かめてください。

中古で見ておくこと

  • 初度登録年月。税額と、13年・18年の増税までの残り年数が決まります
  • 走行距離。部品の消耗の目安になります。年1万kmが標準的な目安です
  • 整備記録簿。いつ何を交換したかが分かります。残っていない車は状態が読めません
  • 車検の残り。切れている車は納車時に車検費用が上乗せされます
  • タイヤの残り溝。すぐ交換が必要なら数万円の追加になります
  • 次の車検までの期間。ヴェルファイアの車検費用は2年で約110,450円です

新車と中古のどちらが得かは、車両価格の差と、残り年数で決まります。維持費だけを見れば同じ車種なら大きくは変わりませんが、古いほど税金が上がり、部品交換の頻度も増えます。車両価格が安いぶんを、あとから維持費で払うことになる場合があります。

ヴェルファイアと似た条件の車種

費用ではなく用途で絞るとどうなるかを出しました。定員と駆動方式は、費用よりも先に決まる条件です。ここが合わない車は、いくら安くても選べません。

乗車定員が同じ車種(7)

車種メーカー区分カタログ燃費年間維持費
アルファード ヴェルファイアトヨタ普通車10.4〜18.7km/L309,587円

定員7の車種は2車種あります。維持費の安い順に並べました。同じ人数を乗せられるなかで、費用がどれだけ違うかが分かります。

駆動方式が同じ車種(四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF))

車種メーカー車両重量カタログ燃費年間維持費
プレオ プラススバル650〜740kg23.2〜35.2km/L163,556円
ミラ イースダイハツ650〜740kg23.2〜35.2km/L163,556円
ピクシスエポックトヨタ650〜740kg23.2〜35.2km/L163,556円
アルト ラパンスズキ700〜760kg25.2〜32.9km/L164,201円
アルトスズキ690〜760kg23.8〜33.4km/L165,189円
キャロルマツダ690〜760kg23.8〜33.4km/L165,189円
ワゴンRスズキ750〜860kg22.6〜30.9km/L170,546円
フレアマツダ770〜860kg22.6〜30.9km/L170,546円
ワゴンR スマイルスズキ840〜920kg22.5〜29.2km/L173,311円
ハスラースズキ830〜900kg20.4〜29.9km/L175,835円

四輪駆動は前輪駆動より重く、そのぶん燃費が落ちて重量税も上がります。雪や坂の多い地域では必要な装備ですが、必要でないなら費用だけが増えます。

同じ定員でも、荷室の広さと後席の使い勝手は車種で大きく違います。この表で費用の見当をつけてから、実車で確かめてください。数字で絞れるのは候補までで、最後は座ってみないと分かりません。

ヴェルファイアについて、いまどの状態ですか

同じ車でも、これから買う人と、すでに乗っている人では、次に見るべきものが違います。当てはまるものを選んでください。選んだものだけを表示します。