ノアの自動車税はいくら?排気量の区分と重量税

掲載データの確認日 2026/10/16

103車種を同じ条件でそろえています

ノアのイメージ

トヨタ

ノア

年間の維持費
26.4万円
WLTC燃費
13.5〜24km/L
乗車人数
7〜8名
税金
ノアの要点決めるのに要る数値だけ先に出しています
WLTC燃費
13.5〜24km/L
年間の維持費
26.4万円
排気量
1,797〜1,986cc
定員
7〜8名
軽自動車四輪駆動

○があるもの、×が無いものです。

ノアの自動車税(種別割)は年間36,000円です。自動車税は総排気量で区分が決まります。ノアの総排気量は1,797〜1,986ccです。

ノアの諸元

メーカートヨタ
区分普通車
総排気量1,797〜1,986cc
車両重量1,620〜1,770kg
WLTC燃費(カタログ)13.5〜24km/L
実燃費の目安15km/L
乗車定員7〜8
駆動方式四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF)
年間維持費の目安263,792円

自動車税(種別割)の区分

総排気量年額
1,000cc以下25,000円—
1,000cc超 1,500cc以下30,500円—
1,500cc超 2,000cc以下36,000円ノアはここ
2,000cc超 2,500cc以下43,500円—
2,500cc超 3,000cc以下50,000円—
3,000cc超 3,500cc以下57,000円—
3,500cc超 4,000cc以下65,500円—
4,000cc超 4,500cc以下75,500円—
4,500cc超 6,000cc以下87,000円—

2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の税率です。それより前に登録された車は税率が違います(1,000cc以下で29,500円など)。中古車を買う場合は初度登録の時期を確認してください。

自動車重量税

重量税は車両重量で決まります。ノアの車両重量は1,620〜1,770kgなので、車検2年ぶんで32,800円です。0.5トンごとに8,200円(2年・本則税率)が加算されます。

車両重量2年ぶんの重量税
0kg超 500kg以下8,200円—
500kg超 1,000kg以下16,400円—
1,000kg超 1,500kg以下24,600円—
1,500kg超 2,000kg以下32,800円ノアはここ
2,000kg超 2,500kg以下41,000円—
2,500kg超 3,000kg以下49,200円—

重量税は区分の境目で階段状に上がります。ノアの重量が1,770kgだとして、あと少しで次の区分に入る場合、グレードを1つ変えるだけで2年で8,200円変わることがあります。エコカー減税の対象になると軽減または免除されますが、対象と減税率は年度で変わるため、ここでは本則の税率で計算しています。

13年を超えると上がる

経過年数自動車税(種別割)重量税(2年)
13年以内36,000円32,800円
13年超41,400円45,592円
18年超41,400円50,512円

古い車ほど税金が高くなる仕組みです。長く乗るほど1年あたりの購入費用は下がりますが、税金は逆に上がります。買い替えるかどうかを考えるときは、この2つを合わせて見る必要があります。

税額が同じ車種

車種区分総排気量自動車税
プリウス普通車1,797〜1,986cc36,000円
カローラ スポーツ普通車1,797cc36,000円
カローラ ツーリング普通車1,797cc36,000円
カローラクロス普通車1,797〜1,986cc36,000円
カローラ普通車1,490〜1,797cc36,000円
PRELUDE普通車1,993cc36,000円
ランディ普通車1,797cc36,000円
ヴォクシー ノア普通車1,797cc36,000円

自動車税は排気量の区分で決まるので、同じ区分に入る車種は税額も同じです。税金だけで車種を選ぶ意味は薄く、実際に効いてくるのはガソリン代のほうです(ノアの実燃費)。

ノアのデータを一項目ずつ読む

表の数字は、それぞれ別のことを決めています。どの数字が何に効くのかを1つずつ見ていきます。

総排気量:1,797〜1,986cc

自動車税の区分はこの数字で決まります。1,500cc超2,000cc以下の区分です。国産車でもっとも数の多い枠です。

車両重量:1,620〜1,770kg

重量税はこの数字で決まります。0.5トンごとに階段状に上がるため、2,000kgの区分に入っています。重いほど燃費も落ちます。

WLTC燃費:13.5〜24km/L

グレードで10.5km/Lの幅があります。カタログの代表値だけを見ると、実際に買うグレードとずれることがあります。

実燃費の目安:15km/L

カタログ値の80%として計算しています。全103車種に同じ割合を当てているので、車種同士を比べる用途には使えます。

乗車定員:7〜8

7人以上乗れるグレードがあります。定員が多いほど車体は重くなり、燃費と重量税に効いてきます。

駆動方式:四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF)

四輪駆動の設定があります。四輪駆動は前輪駆動より重く、燃費は落ちます。雪や坂の多い地域では優先されることがあります。

普通車を自動車税の順に並べる

普通車67車種のうち、ノアの前後を抜き出しました。自動車税の安い順(良い順)に並べています。

順位車種メーカー自動車税
31カローラトヨタ36,000円
32PRELUDEホンダ36,000円
33ランディスズキ36,000円
34ヴォクシー ノアトヨタ36,000円
35シビックホンダ36,000円
36ノアトヨタ36,000円
37ZR-Vホンダ36,000円
38インプレッサスバル36,000円
39MAZDA 3マツダ36,000円
40MAZDA ROADSTERマツダ36,000円
41MAZDA MX-30マツダ36,000円
42ステップワゴンホンダ36,000円

全67車種の並びは普通車の一覧で見られます。

トヨタの他の車種

トヨタからは30車種を収録しています。年間維持費の安い順に並べました。

車種区分WLTC燃費年間維持費
ピクシスエポック軽自動車23.2〜35.2km/L163,556円
コペン(トヨタ)軽自動車18.6〜19.2km/L204,664円
アクア普通車30〜34.3km/L205,618円
プリウス普通車26.8〜32.6km/L216,554円
ヤリス普通車18〜36km/L218,544円
ライズ普通車17.4〜34.8km/L221,257円
カローラ スポーツ普通車26.2〜28.9km/L222,570円
カローラ ツーリング普通車24.9〜28.8km/L224,420円
ヤリス クロス普通車16.7〜30.8km/L229,630円
カローラクロス普通車23.3〜26.4km/L230,965円

ほかにも19車種あります。

ノアについて、よく聞かれること

ノアの自動車税はいくらですか?

年間36,000円です。総排気量1,797〜1,986ccの区分による税額です。

いつ払うのですか?

毎年4月1日時点の所有者に課され、5月に納付書が届きます。5月末が期限の自治体が多いです。

13年を超えると上がるのは本当ですか?

本当です。新車の新規登録から13年を超えると、自動車税は約15%(軽は12,900円に)、重量税はさらに大きく上がります。18年を超えるとまた上がります。

重量税と自動車税は違うものですか?

違います。自動車税は排気量で決まり毎年かかります。重量税は車両重量で決まり車検のときにまとめて払います。ノアの重量は1,620〜1,770kgです。

エコカー減税は考えられていますか?

いません。対象と減税率が年度で変わるため、本則の税率で計算しています。実際の納税額はこれより安くなることがあります。

ノアを判断する前に確認すること

数字を見る前に、前提が自分に当てはまっているかを確かめてください。前提がずれていると、正しい数字を見ても間違った結論になります。

  • 初度登録がいつか
  • 13年を超えていないか
  • グレードで区分が変わらないか

初度登録がいつか

2019年10月1日より前に登録された車は税率が違います。中古車を買う場合は車検証の初度登録年月を確認してください。

13年を超えていないか

超えていると自動車税も重量税も上がります。中古車の価格が安く見えても、税金で差が縮まることがあります。

グレードで区分が変わらないか

ノアは1,797〜1,986ccと幅があります。区分の境目をまたぐと税額が変わります。

ノアでつまずきやすいところ

自動車税と重量税を混同する

排気量で決まるのが自動車税、重量で決まるのが重量税です。払う時期も違います。

減税後の金額を本則と思い込む

エコカー減税が効いた金額を見て「これが税額」と覚えると、減税が終わったときに驚くことになります。

月割りを期待する

年度の途中で買った場合は月割りですが、途中で手放しても自動車税は還付されません(軽自動車税はもともと月割りがありません)。

ノアを調べるときに出てくる言葉

このページに出てくる言葉から、取り違えると判断を誤りやすいものを選んで説明します。

WLTCモード
2018年から使われている燃費の測定方式。市街地・郊外・高速道路の3つを組み合わせて測ります。以前のJC08モードより実際の走り方に近く、そのぶん数字は低めに出ます。
カタログ燃費
メーカーが公表する燃費。決められた条件で測った値なので、実際の運転とは条件が違います。
車両重量
燃料・オイル・冷却水を入れた状態の車の重さ。人と荷物は含みません。重量税はこの数字で決まります。
総排気量
エンジンの大きさ。自動車税の区分はこの数字で決まります。660cc以下が軽自動車の枠です。
種別割
自動車税の正式な呼び方。2019年10月から「自動車税」が「種別割」と「環境性能割」に分かれました。
環境性能割
車を買ったときにかかる税。燃費性能に応じて0〜3%です。毎年かかるものではありません。
グリーン化特例
燃費の良い車の自動車税を軽くする制度。対象と減税率は年度で変わります。
本則税率
減税を考えない、もとの税率。このサイトはこの税率で計算しています。

ノアの数字はどこから来ているか

このサイトの数字は、次の2種類しかありません。

  • 公表資料をそのまま写したもの:総排気量・車両重量・WLTC燃費・乗車定員・駆動方式。国土交通省の「自動車燃費一覧」から取っています。メーカーの広告ではなく、審査を通った数字です。
  • 公表された税率で計算したもの:自動車税・重量税・自賠責保険料。税率は法律で決まっているので、排気量と重量が分かれば計算できます。

この2つ以外は「目安」と書いています。整備費用と任意保険料は、店や契約で変わるため、条件をそろえるための仮の値です。

自分で確かめる手順

  1. 国土交通省のサイトで「自動車燃費一覧」を開く
  2. メーカー(トヨタ)と車種区分(普通車)のファイルを選ぶ
  3. 通称名の欄から「ノア」の行を探す
  4. 総排気量・車両重量・WLTC燃費の列を見る

自動車税と重量税の税率は、総務省と国土交通省のサイトに一覧が出ています。区分の境目にいる車種では、グレード違いで税額が変わることがあるので、購入するグレードの車検証で確認してください。

数字が合わないときに考えられること

  • 年式が違う。燃費も重量も、モデルチェンジで変わります
  • グレードが違う。同じ車種でも駆動方式や装備で重量が変わります
  • 測定方式が違う。古い資料はJC08モードで、WLTCより良い数字が出ます
  • 減税の有無。エコカー減税が効いていると重量税が下がります

ノアの他の項目

ノアについては、この5つの角度でまとめています。

項目中身
ノアの燃費カタログ燃費 13.5〜24km/L と同クラスでの順位
ノアの実燃費実燃費の目安 15km/L と年間ガソリン代
ノアの維持費年間263,792円の内訳と全103車種での位置
ノアの車検費用2年で約102,250円。法定費用と整備費用の切り分け

ノアについて分かったこと

  • 自動車税(種別割)は年36,000円
  • 総排気量1,797〜1,986ccの区分
  • 重量税は車両重量1,620〜1,770kgで決まる
  • 13年超で自動車税・重量税とも上がる

このページの金額は、車種同士を同じ条件で比べるためのものです。実際に払う額は、住んでいる地域・走る距離・保険の等級・整備の内容で変わります。購入や契約の前に、見積もりで確認してください。

ノアを持ち続けると累計でいくらか

年間263,792円が何年ぶん積み上がるかを出しました。車検は2年に1回ですが、ここでは1年あたりに直した額で計算しています。

年数累計月あたり
1年263,792円21,983円
3年791,376円21,983円
5年1,318,960円21,983円
7年1,846,544円21,983円
10年2,637,920円21,983円

月あたりに直すと約21,983円です。ただし実際の出費は平らではありません。車検の年に102,250円、自動車税の月に36,000円がまとまって出ていきます。月々の積立で考えるなら、車検の年に備えて月8,521円を別に置いておく形になります。

この累計に入っていないもの

  • タイヤ交換。3〜5年に1回、5〜12万円程度
  • バッテリー交換。3〜5年に1回、1〜3万円程度
  • 駐車場代。月0円から3万円以上まで地域差が大きい
  • 車両価格とローンの利息
  • 13年超の増税。10年を超えて乗るなら効いてきます

走行距離を変えて計算し直す

このサイトは全車種を年10,000kmで統一していますが、走る距離は人によってまったく違います。ノアについて、距離を変えたときの年間費用を出しました。

年間走行距離ガソリン代年間合計月あたり
3,000km35,000円182,125円15,177円—
5,000km58,333円205,458円17,122円—
8,000km93,333円240,458円20,038円—
10,000km116,667円263,792円21,983円このサイトの前提
15,000km175,000円322,125円26,844円—
20,000km233,333円380,458円31,705円—

税金・車検・任意保険は走らなくてもかかるので、距離が0でも年147,125円は出ていきます。あまり乗らない人ほど、燃費より固定費のほうが効いてきます。逆に年20,000km走る人は、ガソリン代が全体の61%を占めます。

全103車種の自動車税の散らばり

順位だけでは「どれくらい離れているのか」が分かりません。全103車種を自動車税で6つの帯に分け、それぞれ何車種いるかを出しました。

自動車税車種数
10,800〜23,500円36████████████████
23,500〜36,200円46████████████████████ ノアはここ
36,200〜48,900円16███████
48,900〜61,600円4██
61,600〜74,300円0█
74,300〜87,001円1█

もっとも車種が多いのは23,500円前後の帯です。ノアの36,000円は、この山から大きく離れてはいません。中央値は30,500円です。

条件が近い車種を別の軸で探す

総排気量が近い車種(1,797〜1,986cc前後)

自動車税の区分が同じか隣になる車種です。税額で選ぶならこの範囲で比べることになります。

車種メーカー総排気量自動車税燃費
プリウストヨタ1,797〜1,986cc36,000円26.8〜32.6km/L
カローラ スポーツトヨタ1,797cc36,000円26.2〜28.9km/L
カローラ ツーリングトヨタ1,797cc36,000円24.9〜28.8km/L
カローラクロストヨタ1,797〜1,986cc36,000円23.3〜26.4km/L
PRELUDEホンダ1,993cc36,000円23.6km/L
ランディスズキ1,797cc36,000円21.9〜23.6km/L
ヴォクシー ノアトヨタ1,797cc36,000円21.8〜23.6km/L
シビックホンダ1,496〜1,995cc36,000円12.5〜24.2km/L

車両重量が近い車種(1,620〜1,770kg前後)

重量税の区分が同じになりやすい車種です。重量は燃費にも効くので、燃費を比べるときの下地としても使えます。

車種メーカー車両重量車検(年)燃費
ランディスズキ1,640〜1,690kg51,125円21.9〜23.6km/L
ヴォクシー ノアトヨタ1,640〜1,750kg51,125円21.8〜23.6km/L
RAV4トヨタ1,650〜1,750kg51,125円22.3〜24.9km/L
クロストレックスバル1,540〜1,680kg51,125円15.8〜22.7km/L
ハリアートヨタ1,570〜1,770kg51,125円14.8〜22.7km/L
フォレスタースバル1,570〜1,780kg51,125円13.5〜23km/L
レヴォーグスバル1,550〜1,720kg51,125円11〜22.9km/L
ステップワゴンホンダ1,710〜1,860kg51,125円11.9〜20km/L

排気量が近くても重量が違えば車検費用が変わり、重量が近くても排気量が違えば自動車税が変わります。1つの軸だけで「同じくらい」と決めないほうが確実です。

自動車税の納め方

金額を知ったあとに出てくるのが「いつ、どうやって払うのか」です。

  1. 毎年4月1日時点の所有者に課される
  2. 5月上旬に納付書が郵送されてくる
  3. 5月31日までに納める(自治体によって期限が違うことがある)
  4. 納めると納税証明書が発行される。車検のときに要る(電子確認できる場合は不要)

払える場所

  • 銀行・郵便局・コンビニの窓口
  • ペイジー(インターネットバンキング・ATM)
  • クレジットカード(自治体のサイト。手数料がかかることがある)
  • スマホ決済アプリ(対応する自治体のみ)

年度の途中で買った場合・手放した場合

買った場合は、登録した月の翌月から3月までの月割りで課されます。ノアの年額36,000円なら、10月に登録すれば15,000円(11月〜3月の5ヶ月ぶん)です。

手放した場合、自動車税は還付されません(普通車は抹消登録すれば月割りで還付されますが、軽自動車税には月割りの仕組みがありません)。普通車なので、抹消登録をすれば残りの月ぶんが還付されます。名義変更(売却)の場合は還付されないので、手続きの種類で変わります。

このページの数字が変わるとき

ここに出した数字は、いつまでも同じではありません。次のときに変わります。

モデルチェンジ
ノアのエンジンや車体が変わると、燃費も重量も変わります。重量が0.5トンの区分をまたげば重量税も変わります。
税制改正
自動車税の税率、エコカー減税の対象と減税率、環境性能割の区分は、年度ごとに見直されます。
ガソリン価格
このサイトは175円/Lで統一しています。10円動くとノアの年間ガソリン代は6,667円変わります。
自賠責保険料の改定
数年に一度、改定されます。全車種一律なので、車種同士の比較には影響しません。
13年・18年の経過
新車登録から13年を超えると自動車税と重量税が上がり、18年でさらに上がります。

数字を見るときは、いつ時点のものかを確かめてください。このページは国土交通省の「自動車燃費一覧」と、公表されている税率にもとづいて計算しています。

ノアにするかどうかの分かれ目

数字が出そろったあとに残るのは、優先順位の問題です。3つに分けて考えると決めやすくなります。

1. 用途が足りているか

乗車定員は7〜8、駆動方式は四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF)です。7人以上乗れるグレードがあるので、大人数で移動する用途に対応できます。費用の話は、用途が足りていることを確かめてからです。

2. 年にいくらまで出せるか

ノアの年間維持費は約263,792円、月あたり21,983円です。これに駐車場代が乗ります。普通車の中央値は262,073円、軽自動車の中央値は183,365円です。軽にすると年間80,427円ほど下がりますが、定員と積載量が変わります。

3. 何年乗るつもりか

5年で1,318,960円、10年で2,637,920円が維持費として出ていきます。長く乗るほど車両価格の1年あたりは下がりますが、13年を超えると税金が上がり、部品交換も増えます。「安い車を長く」と「維持費の安い車に買い替える」のどちらが得かは、乗る年数で逆転します。

費用の内訳はノアの維持費、税金の詳細はノアの自動車税にまとめています。

ノアは同じ区分の中でどこが強いか

「良い車かどうか」は使い方で決まるので、ここでは判定しません。代わりに、普通車67車種の中央値と並べて、ノアのどの数字が上でどれが下かを出しました。6つの軸のうち3つで中央値より有利な位置にいます。

項目ノア普通車の中央値順位見方
カタログ燃費14km/L16km/L67車種中 47位中央値より不利
実燃費の目安15km/L15km/L67車種中 33位中央値ちょうど
年間ガソリン代116,667円116,667円67車種中 33位中央値ちょうど
自動車税36,000円36,000円67車種中 27位中央値ちょうど
車検(年あたり)51,125円47,025円67車種中 44位中央値より不利
年間維持費の合計263,792円262,073円67車種中 35位中央値より不利

この表は順位表ではありません。軸ごとに向きが違います。燃費は高いほうが有利、費用は低いほうが有利です。また「中央値より不利」は、その車が劣っているという意味ではありません。定員が多い車は重くなり、重くなれば燃費も税も上がります。用途が違うものを同じ列に並べて優劣を言うことはできません。

ノアの乗車定員は7〜8、駆動方式は四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF)です。この条件が自分の用途に合っているかを先に確かめ、そのうえで数字を見てください。合っていない車がいくら安くても選べませんし、合っている車が多少高くても、それは払う理由のある差です。

メーカーごとの傾向

収録している103車種を、メーカーごとにまとめました。年間維持費の中央値が安い順です。軽自動車の比率が高いメーカーほど中央値は下がるので、この並びは「どのメーカーが優れているか」ではなく「どんな車種を多く作っているか」を表しています。

メーカー収録車種うち軽カタログ燃費の中央値年間維持費の中央値
ダイハツ8618.2km/L188,202円
日産5317.4km/L209,541円
三菱7317.5km/L224,159円
スズキ14820.7km/L225,530円
ホンダ13618.1km/L233,679円
トヨタ30216.7km/L259,053円
スバル12315.8km/L274,488円
マツダ14516.7km/L278,684円

トヨタは30車種を収録していて、うち2車種が軽自動車です。カタログ燃費の中央値は16.7km/L、年間維持費の中央値は259,053円です。ノアは263,792円なので、トヨタの中では維持費の高いほうに入ります。

メーカーで選ぶ理由があるとすれば、費用よりも整備の受けやすさです。近くにディーラーがあるか、部品がすぐ手に入るか、代車を出してもらえるか——長く乗るほどこちらが効いてきます。この表の金額差は年に数万円ですが、故障したときに1週間動けないほうが困る場面もあります。

ノアを中古で買う場合に変わること

このページの数字は、いま公表されているモデルの諸元と、2019年10月以降に新車登録された場合の税率で計算しています。中古車を買う場合は、次の点が変わります。

税額が変わることがある

条件自動車税重量税(2年)
2019年10月以降に新規登録・13年以内36,000円32,800円
2019年9月以前に新規登録39,600円前後32,800円
13年超41,400円45,592円
18年超41,400円50,512円

2019年10月1日に自動車税が引き下げられたため、それより前に登録された車は税額が高いままです。差は年間1,000〜4,500円程度ですが、10年乗れば数万円になります。車検証の「初度登録年月」を必ず確認してください。

燃費の数字が違うことがある

ノアの現行の値は13.5〜24km/Lですが、これはいまのモデルのWLTCモード値です。年式が古いモデルは、車体もエンジンも違えば、測定方式もJC08モードのことがあります。JC08はWLTCより1〜2割ほど良い数字が出るため、そのまま比べると古い車のほうが燃費が良く見えます。中古車情報に出ている燃費が、どの方式で測ったものかを確かめてください。

中古で見ておくこと

  • 初度登録年月。税額と、13年・18年の増税までの残り年数が決まります
  • 走行距離。部品の消耗の目安になります。年1万kmが標準的な目安です
  • 整備記録簿。いつ何を交換したかが分かります。残っていない車は状態が読めません
  • 車検の残り。切れている車は納車時に車検費用が上乗せされます
  • タイヤの残り溝。すぐ交換が必要なら数万円の追加になります
  • 次の車検までの期間。ノアの車検費用は2年で約102,250円です

新車と中古のどちらが得かは、車両価格の差と、残り年数で決まります。維持費だけを見れば同じ車種なら大きくは変わりませんが、古いほど税金が上がり、部品交換の頻度も増えます。車両価格が安いぶんを、あとから維持費で払うことになる場合があります。

ノアと似た条件の車種

費用ではなく用途で絞るとどうなるかを出しました。定員と駆動方式は、費用よりも先に決まる条件です。ここが合わない車は、いくら安くても選べません。

乗車定員が同じ車種(7〜8)

車種メーカー区分カタログ燃費年間維持費
ランディスズキ普通車21.9〜23.6km/L243,279円
ヴォクシー ノアトヨタ普通車21.8〜23.6km/L243,279円
ステップワゴンホンダ普通車11.9〜20km/L283,844円
アルファードトヨタ普通車10.5〜18.9km/L307,030円
デリカ三菱普通車12.9〜13.6km/L319,719円

定員7〜8の車種は6車種あります。維持費の安い順に並べました。同じ人数を乗せられるなかで、費用がどれだけ違うかが分かります。

駆動方式が同じ車種(四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF))

車種メーカー車両重量カタログ燃費年間維持費
プレオ プラススバル650〜740kg23.2〜35.2km/L163,556円
ミラ イースダイハツ650〜740kg23.2〜35.2km/L163,556円
ピクシスエポックトヨタ650〜740kg23.2〜35.2km/L163,556円
アルト ラパンスズキ700〜760kg25.2〜32.9km/L164,201円
アルトスズキ690〜760kg23.8〜33.4km/L165,189円
キャロルマツダ690〜760kg23.8〜33.4km/L165,189円
ワゴンRスズキ750〜860kg22.6〜30.9km/L170,546円
フレアマツダ770〜860kg22.6〜30.9km/L170,546円
ワゴンR スマイルスズキ840〜920kg22.5〜29.2km/L173,311円
ハスラースズキ830〜900kg20.4〜29.9km/L175,835円

四輪駆動は前輪駆動より重く、そのぶん燃費が落ちて重量税も上がります。雪や坂の多い地域では必要な装備ですが、必要でないなら費用だけが増えます。

同じ定員でも、荷室の広さと後席の使い勝手は車種で大きく違います。この表で費用の見当をつけてから、実車で確かめてください。数字で絞れるのは候補までで、最後は座ってみないと分かりません。

ノアについて、いまどの状態ですか

同じ車でも、これから買う人と、すでに乗っている人では、次に見るべきものが違います。当てはまるものを選んでください。選んだものだけを表示します。