アルトの自動車税はいくら?排気量の区分と重量税

掲載データの確認日 2026/10/16

103車種を同じ条件でそろえています

アルトのイメージ

スズキ

アルト

年間の維持費
16.5万円
WLTC燃費
23.8〜33.4km/L
乗車人数
4名
税金
アルトの要点決めるのに要る数値だけ先に出しています
WLTC燃費
23.8〜33.4km/L
年間の維持費
16.5万円
排気量
657〜658cc
定員
4名
軽自動車四輪駆動

○があるもの、×が無いものです。

アルトの自動車税(種別割)は年間10,800円です。軽自動車税は排気量に関係なく一律で、これが軽自動車を選ぶ最大の金銭的な理由になっています。

アルトの諸元

メーカースズキ
区分軽自動車
総排気量657〜658cc
車両重量690〜760kg
WLTC燃費(カタログ)23.8〜33.4km/L
実燃費の目安22.9km/L
乗車定員4
駆動方式四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF)
年間維持費の目安165,189円

自動車税(種別割)の区分

軽自動車税(種別割)は自家用乗用で年間10,800円です。排気量による区分はありません。ただし新車の新規登録から13年を超えると12,900円に上がります。

自動車重量税

重量税は車両重量で決まります。アルトの車両重量は690〜760kgなので、車検2年ぶんで6,600円です。軽自動車は重量に関係なく一律6,600円(2年)です。

重量税は区分の境目で階段状に上がります。エコカー減税の対象になると軽減または免除されますが、対象と減税率は年度で変わるため、ここでは本則の税率で計算しています。

13年を超えると上がる

経過年数自動車税(種別割)重量税(2年)
13年以内10,800円6,600円
13年超12,900円8,200円
18年超12,900円8,800円

古い車ほど税金が高くなる仕組みです。長く乗るほど1年あたりの購入費用は下がりますが、税金は逆に上がります。買い替えるかどうかを考えるときは、この2つを合わせて見る必要があります。

税額が同じ車種

車種区分総排気量自動車税
プレオ プラス軽自動車658cc10,800円
ミラ イース軽自動車658cc10,800円
ピクシスエポック軽自動車658cc10,800円
アルト ラパン軽自動車657cc10,800円
アルト軽自動車657〜658cc10,800円
キャロル軽自動車657〜658cc10,800円
ワゴンR軽自動車657cc10,800円
フレア軽自動車657cc10,800円

自動車税は排気量の区分で決まるので、同じ区分に入る車種は税額も同じです。税金だけで車種を選ぶ意味は薄く、実際に効いてくるのはガソリン代のほうです(アルトの実燃費)。

アルトのデータを一項目ずつ読む

表の数字は、それぞれ別のことを決めています。どの数字が何に効くのかを1つずつ見ていきます。

総排気量:657〜658cc

いわゆる軽自動車の枠は660cc以下です。この枠に収まっているため、税金も車検も軽自動車の扱いになります。

車両重量:690〜760kg

重量税はこの数字で決まります。軽自動車は重量に関係なく一律です。重いほど燃費も落ちます。

WLTC燃費:23.8〜33.4km/L

グレードで9.6km/Lの幅があります。カタログの代表値だけを見ると、実際に買うグレードとずれることがあります。

実燃費の目安:22.9km/L

カタログ値の80%として計算しています。全103車種に同じ割合を当てているので、車種同士を比べる用途には使えます。

乗車定員:4

定員は乗り方を決める条件です。人数が足りないと用途そのものが成り立ちません。

駆動方式:四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF)

四輪駆動の設定があります。四輪駆動は前輪駆動より重く、燃費は落ちます。雪や坂の多い地域では優先されることがあります。

軽自動車を自動車税の順に並べる

軽自動車36車種のうち、アルトの前後を抜き出しました。自動車税の安い順(良い順)に並べています。

順位車種メーカー自動車税
1プレオ プラススバル10,800円
2ミラ イースダイハツ10,800円
3ピクシスエポックトヨタ10,800円
4アルト ラパンスズキ10,800円
5アルトスズキ10,800円
6キャロルマツダ10,800円
7ワゴンRスズキ10,800円
8フレアマツダ10,800円
9ワゴンR スマイルスズキ10,800円
10ハスラースズキ10,800円
11スペーシアスズキ10,800円
12フレア クロスオーバーマツダ10,800円

全36車種の並びは軽自動車の一覧で見られます。

スズキの他の車種

スズキからは14車種を収録しています。年間維持費の安い順に並べました。

車種区分WLTC燃費年間維持費
アルト ラパン軽自動車25.2〜32.9km/L164,201円
ワゴンR軽自動車22.6〜30.9km/L170,546円
ワゴンR スマイル軽自動車22.5〜29.2km/L173,311円
ハスラー軽自動車20.4〜29.9km/L175,835円
スペーシア軽自動車19.8〜30.4km/L175,835円
エブリイ軽自動車15.1〜19.4km/L215,582円
クロスビー普通車21〜26.4km/L225,530円
ジムニー(スズキ)軽自動車14.3〜17.1km/L227,659円
スイフト普通車16.6〜28.9km/L229,579円
ソリオ普通車20.7〜25.6km/L232,120円

ほかにも3車種あります。

アルトについて、よく聞かれること

アルトの自動車税はいくらですか?

年間10,800円です。軽自動車税は排気量に関係なく一律です。

いつ払うのですか?

毎年4月1日時点の所有者に課され、5月に納付書が届きます。5月末が期限の自治体が多いです。

13年を超えると上がるのは本当ですか?

本当です。新車の新規登録から13年を超えると、自動車税は約15%(軽は12,900円に)、重量税はさらに大きく上がります。18年を超えるとまた上がります。

重量税と自動車税は違うものですか?

違います。自動車税は排気量で決まり毎年かかります。重量税は車両重量で決まり車検のときにまとめて払います。アルトの重量は690〜760kgです。

エコカー減税は考えられていますか?

いません。対象と減税率が年度で変わるため、本則の税率で計算しています。実際の納税額はこれより安くなることがあります。

アルトを判断する前に確認すること

数字を見る前に、前提が自分に当てはまっているかを確かめてください。前提がずれていると、正しい数字を見ても間違った結論になります。

  • 初度登録がいつか
  • 13年を超えていないか
  • グレードで区分が変わらないか

初度登録がいつか

2019年10月1日より前に登録された車は税率が違います。中古車を買う場合は車検証の初度登録年月を確認してください。

13年を超えていないか

超えていると自動車税も重量税も上がります。中古車の価格が安く見えても、税金で差が縮まることがあります。

グレードで区分が変わらないか

アルトは657〜658ccと幅があります。区分の境目をまたぐと税額が変わります。

アルトでつまずきやすいところ

自動車税と重量税を混同する

排気量で決まるのが自動車税、重量で決まるのが重量税です。払う時期も違います。

減税後の金額を本則と思い込む

エコカー減税が効いた金額を見て「これが税額」と覚えると、減税が終わったときに驚くことになります。

月割りを期待する

年度の途中で買った場合は月割りですが、途中で手放しても自動車税は還付されません(軽自動車税はもともと月割りがありません)。

アルトを調べるときに出てくる言葉

このページに出てくる言葉から、取り違えると判断を誤りやすいものを選んで説明します。

WLTCモード
2018年から使われている燃費の測定方式。市街地・郊外・高速道路の3つを組み合わせて測ります。以前のJC08モードより実際の走り方に近く、そのぶん数字は低めに出ます。
カタログ燃費
メーカーが公表する燃費。決められた条件で測った値なので、実際の運転とは条件が違います。
車両重量
燃料・オイル・冷却水を入れた状態の車の重さ。人と荷物は含みません。重量税はこの数字で決まります。
総排気量
エンジンの大きさ。自動車税の区分はこの数字で決まります。660cc以下が軽自動車の枠です。
種別割
自動車税の正式な呼び方。2019年10月から「自動車税」が「種別割」と「環境性能割」に分かれました。
環境性能割
車を買ったときにかかる税。燃費性能に応じて0〜3%です。毎年かかるものではありません。
グリーン化特例
燃費の良い車の自動車税を軽くする制度。対象と減税率は年度で変わります。
本則税率
減税を考えない、もとの税率。このサイトはこの税率で計算しています。

アルトの数字はどこから来ているか

このサイトの数字は、次の2種類しかありません。

  • 公表資料をそのまま写したもの:総排気量・車両重量・WLTC燃費・乗車定員・駆動方式。国土交通省の「自動車燃費一覧」から取っています。メーカーの広告ではなく、審査を通った数字です。
  • 公表された税率で計算したもの:自動車税・重量税・自賠責保険料。税率は法律で決まっているので、排気量と重量が分かれば計算できます。

この2つ以外は「目安」と書いています。整備費用と任意保険料は、店や契約で変わるため、条件をそろえるための仮の値です。

自分で確かめる手順

  1. 国土交通省のサイトで「自動車燃費一覧」を開く
  2. メーカー(スズキ)と車種区分(軽自動車)のファイルを選ぶ
  3. 通称名の欄から「アルト」の行を探す
  4. 総排気量・車両重量・WLTC燃費の列を見る

自動車税と重量税の税率は、総務省と国土交通省のサイトに一覧が出ています。区分の境目にいる車種では、グレード違いで税額が変わることがあるので、購入するグレードの車検証で確認してください。

数字が合わないときに考えられること

  • 年式が違う。燃費も重量も、モデルチェンジで変わります
  • グレードが違う。同じ車種でも駆動方式や装備で重量が変わります
  • 測定方式が違う。古い資料はJC08モードで、WLTCより良い数字が出ます
  • 減税の有無。エコカー減税が効いていると重量税が下がります

アルトの他の項目

アルトについては、この5つの角度でまとめています。

項目中身
アルトの燃費カタログ燃費 23.8〜33.4km/L と同クラスでの順位
アルトの実燃費実燃費の目安 22.9km/L と年間ガソリン代
アルトの維持費年間165,189円の内訳と全103車種での位置
アルトの車検費用2年で約65,940円。法定費用と整備費用の切り分け

アルトについて分かったこと

  • 自動車税(種別割)は年10,800円
  • 軽自動車は排気量に関係なく一律
  • 重量税は車両重量690〜760kgで決まる
  • 13年超で自動車税・重量税とも上がる

このページの金額は、車種同士を同じ条件で比べるためのものです。実際に払う額は、住んでいる地域・走る距離・保険の等級・整備の内容で変わります。購入や契約の前に、見積もりで確認してください。

アルトを持ち続けると累計でいくらか

年間165,189円が何年ぶん積み上がるかを出しました。車検は2年に1回ですが、ここでは1年あたりに直した額で計算しています。

年数累計月あたり
1年165,189円13,766円
3年495,567円13,766円
5年825,945円13,766円
7年1,156,323円13,766円
10年1,651,890円13,766円

月あたりに直すと約13,766円です。ただし実際の出費は平らではありません。車検の年に65,940円、自動車税の月に10,800円がまとまって出ていきます。月々の積立で考えるなら、車検の年に備えて月5,495円を別に置いておく形になります。

この累計に入っていないもの

  • タイヤ交換。3〜5年に1回、3〜6万円程度
  • バッテリー交換。3〜5年に1回、1〜3万円程度
  • 駐車場代。月0円から3万円以上まで地域差が大きい
  • 車両価格とローンの利息
  • 13年超の増税。10年を超えて乗るなら効いてきます

走行距離を変えて計算し直す

このサイトは全車種を年10,000kmで統一していますが、走る距離は人によってまったく違います。アルトについて、距離を変えたときの年間費用を出しました。

年間走行距離ガソリン代年間合計月あたり
3,000km22,926円111,696円9,308円—
5,000km38,210円126,980円10,582円—
8,000km61,135円149,905円12,492円—
10,000km76,419円165,189円13,766円このサイトの前提
15,000km114,629円203,399円16,950円—
20,000km152,838円241,608円20,134円—

税金・車検・任意保険は走らなくてもかかるので、距離が0でも年88,770円は出ていきます。あまり乗らない人ほど、燃費より固定費のほうが効いてきます。逆に年20,000km走る人は、ガソリン代が全体の63%を占めます。

全103車種の自動車税の散らばり

順位だけでは「どれくらい離れているのか」が分かりません。全103車種を自動車税で6つの帯に分け、それぞれ何車種いるかを出しました。

自動車税車種数
10,800〜23,500円36████████████████ アルトはここ
23,500〜36,200円46████████████████████
36,200〜48,900円16███████
48,900〜61,600円4██
61,600〜74,300円0█
74,300〜87,001円1█

もっとも車種が多いのは23,500円前後の帯です。アルトの10,800円は、この山から離れた位置にあります。中央値は30,500円です。

条件が近い車種を別の軸で探す

総排気量が近い車種(657〜658cc前後)

自動車税の区分が同じか隣になる車種です。税額で選ぶならこの範囲で比べることになります。

車種メーカー総排気量自動車税燃費
プレオ プラススバル658cc10,800円23.2〜35.2km/L
ミラ イースダイハツ658cc10,800円23.2〜35.2km/L
ピクシスエポックトヨタ658cc10,800円23.2〜35.2km/L
アルト ラパンスズキ657cc10,800円25.2〜32.9km/L
キャロルマツダ657〜658cc10,800円23.8〜33.4km/L
ワゴンRスズキ657cc10,800円22.6〜30.9km/L
フレアマツダ657cc10,800円22.6〜30.9km/L
ワゴンR スマイルスズキ657cc10,800円22.5〜29.2km/L

車両重量が近い車種(690〜760kg前後)

重量税の区分が同じになりやすい車種です。重量は燃費にも効くので、燃費を比べるときの下地としても使えます。

車種メーカー車両重量車検(年)燃費
プレオ プラススバル650〜740kg32,970円23.2〜35.2km/L
ミラ イースダイハツ650〜740kg32,970円23.2〜35.2km/L
ピクシスエポックトヨタ650〜740kg32,970円23.2〜35.2km/L
アルト ラパンスズキ700〜760kg32,970円25.2〜32.9km/L
キャロルマツダ690〜760kg32,970円23.8〜33.4km/L
ワゴンRスズキ750〜860kg32,970円22.6〜30.9km/L
フレアマツダ770〜860kg32,970円22.6〜30.9km/L

排気量が近くても重量が違えば車検費用が変わり、重量が近くても排気量が違えば自動車税が変わります。1つの軸だけで「同じくらい」と決めないほうが確実です。

自動車税の納め方

金額を知ったあとに出てくるのが「いつ、どうやって払うのか」です。

  1. 毎年4月1日時点の所有者に課される
  2. 5月上旬に納付書が郵送されてくる
  3. 5月31日までに納める(自治体によって期限が違うことがある)
  4. 納めると納税証明書が発行される。車検のときに要る(電子確認できる場合は不要)

払える場所

  • 銀行・郵便局・コンビニの窓口
  • ペイジー(インターネットバンキング・ATM)
  • クレジットカード(自治体のサイト。手数料がかかることがある)
  • スマホ決済アプリ(対応する自治体のみ)

年度の途中で買った場合・手放した場合

買った場合は、登録した月の翌月から3月までの月割りで課されます。アルトの年額10,800円なら、10月に登録すれば4,500円(11月〜3月の5ヶ月ぶん)です。

手放した場合、自動車税は還付されません(普通車は抹消登録すれば月割りで還付されますが、軽自動車税には月割りの仕組みがありません)。アルトは軽自動車なので、年度の途中で手放しても還付はありません。4月2日以降に手放せば、その年度ぶんは全額かかります。

このページの数字が変わるとき

ここに出した数字は、いつまでも同じではありません。次のときに変わります。

モデルチェンジ
アルトのエンジンや車体が変わると、燃費も重量も変わります。重量が0.5トンの区分をまたげば重量税も変わります。
税制改正
自動車税の税率、エコカー減税の対象と減税率、環境性能割の区分は、年度ごとに見直されます。
ガソリン価格
このサイトは175円/Lで統一しています。10円動くとアルトの年間ガソリン代は4,367円変わります。
自賠責保険料の改定
数年に一度、改定されます。全車種一律なので、車種同士の比較には影響しません。
13年・18年の経過
新車登録から13年を超えると自動車税と重量税が上がり、18年でさらに上がります。

数字を見るときは、いつ時点のものかを確かめてください。このページは国土交通省の「自動車燃費一覧」と、公表されている税率にもとづいて計算しています。

アルトにするかどうかの分かれ目

数字が出そろったあとに残るのは、優先順位の問題です。3つに分けて考えると決めやすくなります。

1. 用途が足りているか

乗車定員は4、駆動方式は四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF)です。人数と積む荷物が収まるかを先に確かめてください。ここが足りないと、いくら安くても選べません。費用の話は、用途が足りていることを確かめてからです。

2. 年にいくらまで出せるか

アルトの年間維持費は約165,189円、月あたり13,766円です。これに駐車場代が乗ります。軽自動車の中央値は183,365円なので、軽の中では安いほうです。

3. 何年乗るつもりか

5年で825,945円、10年で1,651,890円が維持費として出ていきます。長く乗るほど車両価格の1年あたりは下がりますが、13年を超えると税金が上がり、部品交換も増えます。「安い車を長く」と「維持費の安い車に買い替える」のどちらが得かは、乗る年数で逆転します。

費用の内訳はアルトの維持費、税金の詳細はアルトの自動車税にまとめています。

アルトは同じ区分の中でどこが強いか

「良い車かどうか」は使い方で決まるので、ここでは判定しません。代わりに、軽自動車36車種の中央値と並べて、アルトのどの数字が上でどれが下かを出しました。6つの軸のうち6つで中央値より有利な位置にいます。

項目アルト軽自動車の中央値順位見方
カタログ燃費24km/L20km/L36車種中 2位中央値より有利
実燃費の目安23km/L19km/L36車種中 5位中央値より有利
年間ガソリン代76,419円94,595円36車種中 5位中央値より有利
自動車税10,800円10,800円36車種中 1位中央値ちょうど
車検(年あたり)32,970円32,970円36車種中 1位中央値ちょうど
年間維持費の合計165,189円183,365円36車種中 5位中央値より有利

この表は順位表ではありません。軸ごとに向きが違います。燃費は高いほうが有利、費用は低いほうが有利です。また「中央値より不利」は、その車が劣っているという意味ではありません。定員が多い車は重くなり、重くなれば燃費も税も上がります。用途が違うものを同じ列に並べて優劣を言うことはできません。

アルトの乗車定員は4、駆動方式は四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF)です。この条件が自分の用途に合っているかを先に確かめ、そのうえで数字を見てください。合っていない車がいくら安くても選べませんし、合っている車が多少高くても、それは払う理由のある差です。

メーカーごとの傾向

収録している103車種を、メーカーごとにまとめました。年間維持費の中央値が安い順です。軽自動車の比率が高いメーカーほど中央値は下がるので、この並びは「どのメーカーが優れているか」ではなく「どんな車種を多く作っているか」を表しています。

メーカー収録車種うち軽カタログ燃費の中央値年間維持費の中央値
ダイハツ8618.2km/L188,202円
日産5317.4km/L209,541円
三菱7317.5km/L224,159円
スズキ14820.7km/L225,530円
ホンダ13618.1km/L233,679円
トヨタ30216.7km/L259,053円
スバル12315.8km/L274,488円
マツダ14516.7km/L278,684円

スズキは14車種を収録していて、うち8車種が軽自動車です。カタログ燃費の中央値は20.7km/L、年間維持費の中央値は225,530円です。アルトは165,189円なので、スズキの中では維持費の安いほうに入ります。

メーカーで選ぶ理由があるとすれば、費用よりも整備の受けやすさです。近くにディーラーがあるか、部品がすぐ手に入るか、代車を出してもらえるか——長く乗るほどこちらが効いてきます。この表の金額差は年に数万円ですが、故障したときに1週間動けないほうが困る場面もあります。

アルトを中古で買う場合に変わること

このページの数字は、いま公表されているモデルの諸元と、2019年10月以降に新車登録された場合の税率で計算しています。中古車を買う場合は、次の点が変わります。

税額が変わることがある

条件自動車税重量税(2年)
2019年10月以降に新規登録・13年以内10,800円6,600円
2019年9月以前に新規登録10,800円6,600円
13年超12,900円8,200円
18年超12,900円8,800円

2019年10月1日に自動車税が引き下げられたため、それより前に登録された車は税額が高いままです。軽自動車税はこの改正の対象外で、税額は変わりません。車検証の「初度登録年月」を必ず確認してください。

燃費の数字が違うことがある

アルトの現行の値は23.8〜33.4km/Lですが、これはいまのモデルのWLTCモード値です。年式が古いモデルは、車体もエンジンも違えば、測定方式もJC08モードのことがあります。JC08はWLTCより1〜2割ほど良い数字が出るため、そのまま比べると古い車のほうが燃費が良く見えます。中古車情報に出ている燃費が、どの方式で測ったものかを確かめてください。

中古で見ておくこと

  • 初度登録年月。税額と、13年・18年の増税までの残り年数が決まります
  • 走行距離。部品の消耗の目安になります。年1万kmが標準的な目安です
  • 整備記録簿。いつ何を交換したかが分かります。残っていない車は状態が読めません
  • 車検の残り。切れている車は納車時に車検費用が上乗せされます
  • タイヤの残り溝。すぐ交換が必要なら数万円の追加になります
  • 次の車検までの期間。アルトの車検費用は2年で約65,940円です

新車と中古のどちらが得かは、車両価格の差と、残り年数で決まります。維持費だけを見れば同じ車種なら大きくは変わりませんが、古いほど税金が上がり、部品交換の頻度も増えます。車両価格が安いぶんを、あとから維持費で払うことになる場合があります。

アルトと似た条件の車種

費用ではなく用途で絞るとどうなるかを出しました。定員と駆動方式は、費用よりも先に決まる条件です。ここが合わない車は、いくら安くても選べません。

乗車定員が同じ車種(4)

車種メーカー区分カタログ燃費年間維持費
プレオ プラススバル軽自動車23.2〜35.2km/L163,556円
ミラ イースダイハツ軽自動車23.2〜35.2km/L163,556円
ピクシスエポックトヨタ軽自動車23.2〜35.2km/L163,556円
アルト ラパンスズキ軽自動車25.2〜32.9km/L164,201円
キャロルマツダ軽自動車23.8〜33.4km/L165,189円
ワゴンRスズキ軽自動車22.6〜30.9km/L170,546円
フレアマツダ軽自動車22.6〜30.9km/L170,546円
ワゴンR スマイルスズキ軽自動車22.5〜29.2km/L173,311円
ハスラースズキ軽自動車20.4〜29.9km/L175,835円
スペーシアスズキ軽自動車19.8〜30.4km/L175,835円

定員4の車種は40車種あります。維持費の安い順に並べました。同じ人数を乗せられるなかで、費用がどれだけ違うかが分かります。

駆動方式が同じ車種(四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF))

車種メーカー車両重量カタログ燃費年間維持費
プレオ プラススバル650〜740kg23.2〜35.2km/L163,556円
ミラ イースダイハツ650〜740kg23.2〜35.2km/L163,556円
ピクシスエポックトヨタ650〜740kg23.2〜35.2km/L163,556円
アルト ラパンスズキ700〜760kg25.2〜32.9km/L164,201円
キャロルマツダ690〜760kg23.8〜33.4km/L165,189円
ワゴンRスズキ750〜860kg22.6〜30.9km/L170,546円
フレアマツダ770〜860kg22.6〜30.9km/L170,546円
ワゴンR スマイルスズキ840〜920kg22.5〜29.2km/L173,311円
ハスラースズキ830〜900kg20.4〜29.9km/L175,835円
スペーシアスズキ850〜960kg19.8〜30.4km/L175,835円

四輪駆動は前輪駆動より重く、そのぶん燃費が落ちて重量税も上がります。雪や坂の多い地域では必要な装備ですが、必要でないなら費用だけが増えます。

同じ定員でも、荷室の広さと後席の使い勝手は車種で大きく違います。この表で費用の見当をつけてから、実車で確かめてください。数字で絞れるのは候補までで、最後は座ってみないと分かりません。

アルトについて、いまどの状態ですか

同じ車でも、これから買う人と、すでに乗っている人では、次に見るべきものが違います。当てはまるものを選んでください。選んだものだけを表示します。