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センチュリーの燃費は?カタログ値と同クラスでの位置

雨の日に給油しているところ。燃費はガソリン代に直結する

センチュリーのWLTCモード燃費は11.2km/Lです。国土交通省が公表している「自動車燃費一覧」の値で、メーカーの自己申告ではなく審査を通った数字です。この記事では、この燃費が普通車67車種の中でどのあたりなのか、グレードによってどれだけ違うのかを見ていきます。

センチュリーの諸元

メーカー トヨタ
区分 普通車
総排気量 4,968cc
車両重量 2,370kg
WLTC燃費(カタログ) 11.2km/L
実燃費の目安 9km/L
乗車定員 5
駆動方式 後輪駆動(FR)
年間維持費の目安 396,669円

WLTCモードは市街地・郊外・高速道路の3つの走り方を組み合わせて測る方式です。以前のJC08モードより実際の走り方に近いとされていますが、それでもカタログ値どおりに走ることはまれです。実際にどれくらい走るかはセンチュリーの実燃費で扱います。

同じ区分の中でどこにいるか

普通車67車種をカタログ燃費の下限(もっとも燃費の悪いグレードの値)で並べると、センチュリーは57位です。グレードによって燃費が違うため、上限で並べるか下限で並べるかで順位は変わります。ここでは「どのグレードを選んでも最低これだけは走る」という値で比べています。センチュリーより燃費が良い車種は56車種あります。普通車の中央値は15.7km/Lなので、中央値より下にいます。

車種 メーカー WLTC燃費 年間ガソリン代
WRX スバル 10.7〜12.7km/L 186,170円
GR ヤリス トヨタ 10.8〜12.4km/L 188,172円
レヴォーグ スバル 11〜22.9km/L 128,676円
スープラ トヨタ 11〜14.5km/L 171,569円
センチュリー トヨタ 11.2km/L 194,444円
BRZ スバル 11.7〜12km/L 184,211円
GR86 トヨタ 11.7〜12km/L 184,211円

表はセンチュリーに燃費が近い順で7車種を選び、燃費の悪い順に並べたものです。年間ガソリン代は全車種を同じ条件(年10,000km・レギュラー175円/L・実燃費はカタログ値の80%)で計算しています。条件をそろえないと車種同士を比べられないためです。

グレードによる差

センチュリーは公表されているグレードすべてが11.2km/Lで、グレードによる燃費の差はありません。

車両重量は2,370kgです。重いほど燃費は落ちる傾向があるため、燃費だけを見るなら軽いグレードが有利です。ただし重いグレードには四輪駆動や装備が付いていることが多く、燃費だけで選ぶと必要な装備を落とすことになります。

センチュリーの燃費を年間の金額に直す

年間の走行距離 ガソリン代(実燃費 9km/L)
5,000km 97,222円
8,000km 155,556円
10,000km 194,444円
12,000km 233,333円
15,000km 291,667円
20,000km 388,889円

レギュラーガソリンを175円/Lとして計算しています。走る距離が2倍になればガソリン代も2倍になるので、燃費の差が効いてくるのは長く乗る人ほどです。年5,000kmしか走らないなら、燃費の差より税金や車検のほうが金額として大きくなります。内訳はセンチュリーの維持費で扱います。

センチュリーのデータを一項目ずつ読む

表の数字は、それぞれ別のことを決めています。どの数字が何に効くのかを1つずつ見ていきます。

総排気量:4,968cc

自動車税の区分はこの数字で決まります。2,500ccを超える区分で、税額は上のほうです。

車両重量:2,370kg

重量税はこの数字で決まります。0.5トンごとに階段状に上がるため、2,500kgの区分に入っています。重いほど燃費も落ちます。

WLTC燃費:11.2km/L

グレードによる差はありません。

実燃費の目安:9km/L

カタログ値の80%として計算しています。全103車種に同じ割合を当てているので、車種同士を比べる用途には使えます。

乗車定員:5

定員は乗り方を決める条件です。人数が足りないと用途そのものが成り立ちません。

駆動方式:後輪駆動(FR)

公表資料の記載をそのまま載せています。

普通車をカタログ燃費(下限)の順に並べる

普通車67車種のうち、センチュリーの前後を抜き出しました。カタログ燃費(下限)の安い順(良い順)に並べています。

順位 車種 メーカー カタログ燃費(下限)
6 アルファード トヨタ 11km/L
7 WRX スバル 11km/L
8 GR ヤリス トヨタ 11km/L
9 レヴォーグ スバル 11km/L
10 スープラ トヨタ 11km/L
11 センチュリー トヨタ 11km/L
12 BRZ スバル 12km/L
13 GR86 トヨタ 12km/L
14 86 トヨタ 12km/L
15 ステップワゴン ホンダ 12km/L
16 シビック ホンダ 13km/L
17 デリカ 三菱 13km/L

全67車種の並びは普通車の一覧で見られます。

トヨタの他の車種

トヨタからは30車種を収録しています。年間維持費の安い順に並べました。

車種 区分 WLTC燃費 年間維持費
ピクシスエポック 軽自動車 23.2〜35.2km/L 163,556円
コペン(トヨタ) 軽自動車 18.6〜19.2km/L 204,664円
アクア 普通車 30〜34.3km/L 205,618円
プリウス 普通車 26.8〜32.6km/L 216,554円
ヤリス 普通車 18〜36km/L 218,544円
ライズ 普通車 17.4〜34.8km/L 221,257円
カローラ スポーツ 普通車 26.2〜28.9km/L 222,570円
カローラ ツーリング 普通車 24.9〜28.8km/L 224,420円
ヤリス クロス 普通車 16.7〜30.8km/L 229,630円
カローラクロス 普通車 23.3〜26.4km/L 230,965円

ほかにも19車種あります。

センチュリーについて、よくある質問

センチュリーの燃費は良いほうですか?

普通車67車種の中で57位です。普通車の中央値は15.7km/Lで、センチュリーは11.2km/L(下限)です。ただし燃費は用途と釣り合っているかで見るもので、数字だけで良し悪しは決まりません。

カタログの燃費どおりに走りますか?

走りません。エアコン・信号待ち・荷物・短距離走行で落ちます。このサイトではカタログ値の80%を目安とし、センチュリーなら9km/Lとしています。

グレードによって燃費は違いますか?

センチュリーは公表されているグレードすべてが11.2km/Lです。

燃費が良い車を選べば安く済みますか?

走る距離によります。年5,000kmなら燃費よりも税金と車検のほうが金額として大きくなります。年20,000km走るなら燃費の差が効いてきます。

センチュリーを判断する前に確認すること

数字を見る前に、前提が自分に当てはまっているかを確かめてください。前提がずれていると、正しい数字を見ても間違った結論になります。

  • どのグレードの燃費を見ているか
  • 年に何km走るか
  • 測定方式が同じか

どのグレードの燃費を見ているか

センチュリーはグレードによる差がないので、この点は気にしなくて構いません。

年に何km走るか

年5,000kmなら燃費の差は年間で数千円です。年20,000kmなら数万円になります。自分の走行距離を先に決めないと、燃費の良し悪しを判断できません。

測定方式が同じか

古い記事や中古車情報にはJC08モードの数字が残っています。WLTCと混ぜて比べると、古い車のほうが燃費が良いように見えます。

センチュリーでつまずきやすいところ

カタログの代表値だけで比べる

カタログの表紙に出ている燃費は、たいてい一番良いグレードの数字です。実際に買うグレードとは違うことがあります。

測定方式を混ぜて比べる

JC08モードとWLTCモードの数字を並べると、古い車のほうが良く見えます。同じ方式どうしで比べてください。

ハイブリッドなら必ず安いと考える

車両価格の差をガソリン代で取り返すには、走行距離と乗る年数が要ります。年5,000kmしか走らないなら回収できないことがあります。

センチュリーを調べるときに出てくる言葉

このページで使っている言葉のうち、意味を取り違えやすいものをまとめました。

WLTCモード
2018年から使われている燃費の測定方式。市街地・郊外・高速道路の3つを組み合わせて測ります。以前のJC08モードより実際の走り方に近く、そのぶん数字は低めに出ます。
カタログ燃費
メーカーが公表する燃費。決められた条件で測った値なので、実際の運転とは条件が違います。
車両重量
燃料・オイル・冷却水を入れた状態の車の重さ。人と荷物は含みません。重量税はこの数字で決まります。
総排気量
エンジンの大きさ。自動車税の区分はこの数字で決まります。660cc以下が軽自動車の枠です。
JC08モード
WLTCの前に使われていた測定方式。同じ車でもWLTCより1〜2割ほど良い数字が出ます。古い資料を見るときは方式の違いに注意が必要です。
実燃費
実際に走ったときの燃費。カタログ値の7〜8割になることが多いとされています。

センチュリーの数字はどこから来ているか

このサイトの数字は、次の2種類しかありません。

  • 公表資料をそのまま写したもの:総排気量・車両重量・WLTC燃費・乗車定員・駆動方式。国土交通省の「自動車燃費一覧」から取っています。メーカーの広告ではなく、審査を通った数字です。
  • 公表された税率で計算したもの:自動車税・重量税・自賠責保険料。税率は法律で決まっているので、排気量と重量が分かれば計算できます。

この2つ以外は「目安」と書いています。整備費用と任意保険料は、店や契約で変わるため、条件をそろえるための仮の値です。

自分で確かめる手順

  1. 国土交通省のサイトで「自動車燃費一覧」を開く
  2. メーカー(トヨタ)と車種区分(普通車)のファイルを選ぶ
  3. 通称名の欄から「センチュリー」の行を探す
  4. 総排気量・車両重量・WLTC燃費の列を見る

自動車税と重量税の税率は、総務省と国土交通省のサイトに一覧が出ています。区分の境目にいる車種では、グレード違いで税額が変わることがあるので、購入するグレードの車検証で確認してください。

数字が合わないときに考えられること

  • 年式が違う。燃費も重量も、モデルチェンジで変わります
  • グレードが違う。同じ車種でも駆動方式や装備で重量が変わります
  • 測定方式が違う。古い資料はJC08モードで、WLTCより良い数字が出ます
  • 減税の有無。エコカー減税が効いていると重量税が下がります

センチュリーの他の項目

センチュリーについては、この5つの角度でまとめています。

項目 中身
センチュリーの実燃費 実燃費の目安 9km/L と年間ガソリン代
センチュリーの維持費 年間396,669円の内訳と全103車種での位置
センチュリーの自動車税 自動車税87,000円と重量税の区分
センチュリーの車検費用 2年で約110,450円。法定費用と整備費用の切り分け

センチュリーについて分かったこと

  • WLTCモード燃費は11.2km/L
  • 普通車67車種中57位(カタログ下限で比較)
  • 実燃費の目安は9km/L
  • 年10,000kmのガソリン代は約194,444円

このページの金額は、車種同士を同じ条件で比べるためのものです。実際に払う額は、住んでいる地域・走る距離・保険の等級・整備の内容で変わります。購入や契約の前に、見積もりで確認してください。

センチュリーを持ち続けると累計でいくらか

年間396,669円が何年ぶん積み上がるかを出しました。車検は2年に1回ですが、ここでは1年あたりに直した額で計算しています。

年数 累計 月あたり
1年 396,669円 33,056円
3年 1,190,007円 33,056円
5年 1,983,345円 33,056円
7年 2,776,683円 33,056円
10年 3,966,690円 33,056円

月あたりに直すと約33,056円です。ただし実際の出費は平らではありません。車検の年に110,450円、自動車税の月に87,000円がまとまって出ていきます。月々の積立で考えるなら、車検の年に備えて月9,204円を別に置いておく形になります。

この累計に入っていないもの

  • タイヤ交換。3〜5年に1回、5〜12万円程度
  • バッテリー交換。3〜5年に1回、1〜3万円程度
  • 駐車場代。月0円から3万円以上まで地域差が大きい
  • 車両価格とローンの利息
  • 13年超の増税。10年を超えて乗るなら効いてきます

走行距離を変えて計算し直す

このサイトは全車種を年10,000kmで統一していますが、走る距離は人によってまったく違います。センチュリーについて、距離を変えたときの年間費用を出しました。

年間走行距離 ガソリン代 年間合計 月あたり
3,000km 58,333円 260,558円 21,713円
5,000km 97,222円 299,447円 24,954円
8,000km 155,556円 357,781円 29,815円
10,000km 194,444円 396,669円 33,056円 このサイトの前提
15,000km 291,667円 493,892円 41,158円
20,000km 388,889円 591,114円 49,259円

税金・車検・任意保険は走らなくてもかかるので、距離が0でも年202,225円は出ていきます。あまり乗らない人ほど、燃費より固定費のほうが効いてきます。逆に年20,000km走る人は、ガソリン代が全体の66%を占めます。

全103車種のカタログ燃費(下限)の散らばり

順位だけでは「どれくらい離れているのか」が分かりません。全103車種をカタログ燃費(下限)で6つの帯に分け、それぞれ何車種いるかを出しました。

カタログ燃費(下限) 車種数
8〜11km/L 11 ██████ センチュリーはここ
11〜15km/L 20 ███████████
15〜19km/L 35 ████████████████████
19〜23km/L 19 ███████████
23〜26km/L 14 ████████
26〜31km/L 4 ██

もっとも車種が多いのは15km/L前後の帯です。センチュリーの11km/Lは、この山から離れた位置にあります。中央値は17km/Lです。

条件が近い車種を別の軸で探す

車両重量が近い車種(2,370kg前後)

重量税の区分が同じになりやすい車種です。重量は燃費にも効くので、燃費を比べるときの下地としても使えます。

車種 メーカー 車両重量 車検(年) 燃費
ランドクルーザー トヨタ 2,170〜2,600kg 55,225円 7.5〜11km/L

排気量が近くても重量が違えば車検費用が変わり、重量が近くても排気量が違えば自動車税が変わります。1つの軸だけで「同じくらい」と決めないほうが確実です。

燃費を自分で測る方法

カタログ値でも、このサイトの目安でもなく、自分の車の実際の燃費を知りたい場合の手順です。満タン法と呼ばれる測り方です。

  1. ガソリンを満タンにする。給油機が自動で止まったところで止める
  2. トリップメーター(区間距離計)を0に戻す
  3. 普段どおり走る。半分以上減るまで走ると誤差が小さくなる
  4. 同じ店の同じ給油機で、また満タンにする。自動で止まったところで止める
  5. 「走った距離 ÷ 入れたガソリンの量」を計算する

1回で判断しないでください。走った道と気温で数字は動きます。3回ぶんを平均すると実態に近づきます。車載の燃費計は実際より良い数字が出る傾向があるため、給油量から計算するほうが正確です。

測るときにそろえること

  • 同じ店・同じ給油機を使う
  • 給油機が自動で止まったら足さない
  • 同じ季節のあいだに測る
  • エアコンの使い方を変えない

このページの数字が変わるとき

ここに出した数字は、いつまでも同じではありません。次のときに変わります。

モデルチェンジ
センチュリーのエンジンや車体が変わると、燃費も重量も変わります。重量が0.5トンの区分をまたげば重量税も変わります。
税制改正
自動車税の税率、エコカー減税の対象と減税率、環境性能割の区分は、年度ごとに見直されます。
ガソリン価格
このサイトは175円/Lで統一しています。10円動くとセンチュリーの年間ガソリン代は11,111円変わります。
自賠責保険料の改定
数年に一度、改定されます。全車種一律なので、車種同士の比較には影響しません。
13年・18年の経過
新車登録から13年を超えると自動車税と重量税が上がり、18年でさらに上がります。

数字を見るときは、いつ時点のものかを確かめてください。このページは国土交通省の「自動車燃費一覧」と、公表されている税率にもとづいて計算しています。

センチュリーにするかどうかの分かれ目

数字が出そろったあとに残るのは、優先順位の問題です。3つに分けて考えると決めやすくなります。

1. 用途が足りているか

乗車定員は5、駆動方式は後輪駆動(FR)です。人数と積む荷物が収まるかを先に確かめてください。ここが足りないと、いくら安くても選べません。費用の話は、用途が足りていることを確かめてからです。

2. 年にいくらまで出せるか

センチュリーの年間維持費は約396,669円、月あたり33,056円です。これに駐車場代が乗ります。普通車の中央値は262,073円、軽自動車の中央値は183,365円です。軽にすると年間213,304円ほど下がりますが、定員と積載量が変わります。

3. 何年乗るつもりか

5年で1,983,345円、10年で3,966,690円が維持費として出ていきます。長く乗るほど車両価格の1年あたりは下がりますが、13年を超えると税金が上がり、部品交換も増えます。「安い車を長く」と「維持費の安い車に買い替える」のどちらが得かは、乗る年数で逆転します。

費用の内訳はセンチュリーの維持費、税金の詳細はセンチュリーの自動車税にまとめています。

センチュリーは同じ区分の中でどこが強いか

「良い車かどうか」は使い方で決まるので、ここでは判定しません。代わりに、普通車67車種の中央値と並べて、センチュリーのどの数字が上でどれが下かを出しました。6つの軸のうち0つで中央値より有利な位置にいます。

項目 センチュリー 普通車の中央値 順位 見方
カタログ燃費 11km/L 16km/L 67車種中 57位 中央値より不利
実燃費の目安 9km/L 15km/L 67車種中 65位 中央値より不利
年間ガソリン代 194,444円 116,667円 67車種中 65位 中央値より不利
自動車税 87,000円 36,000円 67車種中 67位 中央値より不利
車検(年あたり) 55,225円 47,025円 67車種中 61位 中央値より不利
年間維持費の合計 396,669円 262,073円 67車種中 65位 中央値より不利

この表は順位表ではありません。軸ごとに向きが違います。燃費は高いほうが有利、費用は低いほうが有利です。また「中央値より不利」は、その車が劣っているという意味ではありません。定員が多い車は重くなり、重くなれば燃費も税も上がります。用途が違うものを同じ列に並べて優劣を言うことはできません。

センチュリーの乗車定員は5、駆動方式は後輪駆動(FR)です。この条件が自分の用途に合っているかを先に確かめ、そのうえで数字を見てください。合っていない車がいくら安くても選べませんし、合っている車が多少高くても、それは払う理由のある差です。

メーカーごとの傾向

収録している103車種を、メーカーごとにまとめました。年間維持費の中央値が安い順です。軽自動車の比率が高いメーカーほど中央値は下がるので、この並びは「どのメーカーが優れているか」ではなく「どんな車種を多く作っているか」を表しています。

メーカー 収録車種 うち軽 カタログ燃費の中央値 年間維持費の中央値
ダイハツ 8 6 18.2km/L 188,202円
日産 5 3 17.4km/L 209,541円
三菱 7 3 17.5km/L 224,159円
スズキ 14 8 20.7km/L 225,530円
ホンダ 13 6 18.1km/L 233,679円
トヨタ 30 2 16.7km/L 259,053円
スバル 12 3 15.8km/L 274,488円
マツダ 14 5 16.7km/L 278,684円

トヨタは30車種を収録していて、うち2車種が軽自動車です。カタログ燃費の中央値は16.7km/L、年間維持費の中央値は259,053円です。センチュリーは396,669円なので、トヨタの中では維持費の高いほうに入ります。

メーカーで選ぶ理由があるとすれば、費用よりも整備の受けやすさです。近くにディーラーがあるか、部品がすぐ手に入るか、代車を出してもらえるか——長く乗るほどこちらが効いてきます。この表の金額差は年に数万円ですが、故障したときに1週間動けないほうが困る場面もあります。

センチュリーを中古で買う場合に変わること

このページの数字は、いま公表されているモデルの諸元と、2019年10月以降に新車登録された場合の税率で計算しています。中古車を買う場合は、次の点が変わります。

税額が変わることがある

条件 自動車税 重量税(2年)
2019年10月以降に新規登録・13年以内 87,000円 41,000円
2019年9月以前に新規登録 95,700円前後 41,000円
13年超 100,050円 56,990円
18年超 100,050円 63,140円

2019年10月1日に自動車税が引き下げられたため、それより前に登録された車は税額が高いままです。差は年間1,000〜4,500円程度ですが、10年乗れば数万円になります。車検証の「初度登録年月」を必ず確認してください。

燃費の数字が違うことがある

センチュリーの現行の値は11.2km/Lですが、これはいまのモデルのWLTCモード値です。年式が古いモデルは、車体もエンジンも違えば、測定方式もJC08モードのことがあります。JC08はWLTCより1〜2割ほど良い数字が出るため、そのまま比べると古い車のほうが燃費が良く見えます。中古車情報に出ている燃費が、どの方式で測ったものかを確かめてください。

中古で見ておくこと

  • 初度登録年月。税額と、13年・18年の増税までの残り年数が決まります
  • 走行距離。部品の消耗の目安になります。年1万kmが標準的な目安です
  • 整備記録簿。いつ何を交換したかが分かります。残っていない車は状態が読めません
  • 車検の残り。切れている車は納車時に車検費用が上乗せされます
  • タイヤの残り溝。すぐ交換が必要なら数万円の追加になります
  • 次の車検までの期間。センチュリーの車検費用は2年で約110,450円です

新車と中古のどちらが得かは、車両価格の差と、残り年数で決まります。維持費だけを見れば同じ車種なら大きくは変わりませんが、古いほど税金が上がり、部品交換の頻度も増えます。車両価格が安いぶんを、あとから維持費で払うことになる場合があります。

センチュリーと似た条件の車種

費用ではなく用途で絞るとどうなるかを出しました。定員と駆動方式は、費用よりも先に決まる条件です。ここが合わない車は、いくら安くても選べません。

乗車定員が同じ車種(5)

車種 メーカー 区分 カタログ燃費 年間維持費
アクア トヨタ 普通車 30〜34.3km/L 205,618円
ノート 日産 普通車 26.9〜33.8km/L 209,541円
ノート オーラ 日産 普通車 26.3〜33km/L 211,365円
プリウス トヨタ 普通車 26.8〜32.6km/L 216,554円
ヤリス トヨタ 普通車 18〜36km/L 218,544円
ロッキー ダイハツ 普通車 17.4〜34.8km/L 221,257円
ライズ トヨタ 普通車 17.4〜34.8km/L 221,257円
カローラ スポーツ トヨタ 普通車 26.2〜28.9km/L 222,570円
デリカD:2 三菱 普通車 24.9〜25.6km/L 224,159円
カローラ ツーリング トヨタ 普通車 24.9〜28.8km/L 224,420円

定員5の車種は45車種あります。維持費の安い順に並べました。同じ人数を乗せられるなかで、費用がどれだけ違うかが分かります。

駆動方式が同じ車種(後輪駆動(FR))

車種 メーカー 車両重量 カタログ燃費 年間維持費
MAZDA ROADSTER マツダ 1,010〜1,150kg 15〜17.3km/L 278,684円
86 トヨタ 1,210〜1,280kg 11.8〜12.8km/L 321,596円
スープラ トヨタ 1,410〜1,530kg 11〜14.5km/L 322,094円
BRZ スバル 1,260〜1,310kg 11.7〜12km/L 334,736円
GR86 トヨタ 1,260〜1,300kg 11.7〜12km/L 334,736円

四輪駆動は前輪駆動より重く、そのぶん燃費が落ちて重量税も上がります。雪や坂の多い地域では必要な装備ですが、必要でないなら費用だけが増えます。

同じ定員でも、荷室の広さと後席の使い勝手は車種で大きく違います。この表で費用の見当をつけてから、実車で確かめてください。数字で絞れるのは候補までで、最後は座ってみないと分かりません。