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ジムニー(普通車)の自動車税はいくら?排気量の区分と重量税

納付書と印鑑。自動車税は毎年5月に納める

ジムニー(普通車)の自動車税(種別割)は年間30,500円です。自動車税は総排気量で区分が決まります。ジムニー(普通車)の総排気量は1,460ccです。

ジムニー(普通車)の諸元

メーカー スズキ
区分 普通車
総排気量 1,460cc
車両重量 1,100〜1,210kg
WLTC燃費(カタログ) 13.6〜16.1km/L
実燃費の目安 11.9km/L
乗車定員 4
駆動方式 四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF)
年間維持費の目安 284,584円

自動車税(種別割)の区分

総排気量 年額
1,000cc以下 25,000円
1,000cc超 1,500cc以下 30,500円 ジムニー(普通車)はここ
1,500cc超 2,000cc以下 36,000円
2,000cc超 2,500cc以下 43,500円
2,500cc超 3,000cc以下 50,000円
3,000cc超 3,500cc以下 57,000円
3,500cc超 4,000cc以下 65,500円
4,000cc超 4,500cc以下 75,500円
4,500cc超 6,000cc以下 87,000円

2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の税率です。それより前に登録された車は税率が違います(1,000cc以下で29,500円など)。中古車を買う場合は初度登録の時期を確認してください。

自動車重量税

重量税は車両重量で決まります。ジムニー(普通車)の車両重量は1,100〜1,210kgなので、車検2年ぶんで24,600円です。0.5トンごとに8,200円(2年・本則税率)が加算されます。

車両重量 2年ぶんの重量税
0kg超 500kg以下 8,200円
500kg超 1,000kg以下 16,400円
1,000kg超 1,500kg以下 24,600円 ジムニー(普通車)はここ
1,500kg超 2,000kg以下 32,800円
2,000kg超 2,500kg以下 41,000円
2,500kg超 3,000kg以下 49,200円

重量税は区分の境目で階段状に上がります。ジムニー(普通車)の重量が1,210kgだとして、あと少しで次の区分に入る場合、グレードを1つ変えるだけで2年で8,200円変わることがあります。エコカー減税の対象になると軽減または免除されますが、対象と減税率は年度で変わるため、ここでは本則の税率で計算しています。

13年を超えると上がる

経過年数 自動車税(種別割) 重量税(2年)
13年以内 30,500円 24,600円
13年超 35,075円 34,194円
18年超 35,075円 37,884円

古い車ほど税金が高くなる仕組みです。長く乗るほど1年あたりの購入費用は下がりますが、税金は逆に上がります。買い替えるかどうかを考えるときは、この2つを合わせて見る必要があります。

税額が同じ車種

車種 区分 総排気量 自動車税
アクア 普通車 1,490cc 30,500円
ノート 普通車 1,198cc 30,500円
ノート オーラ 普通車 1,198cc 30,500円
ヤリス 普通車 996〜1,490cc 30,500円
ロッキー 普通車 996〜1,196cc 30,500円
ライズ 普通車 996〜1,196cc 30,500円
デリカD:2 普通車 1,197cc 30,500円
クロスビー 普通車 1,197cc 30,500円

自動車税は排気量の区分で決まるので、同じ区分に入る車種は税額も同じです。税金だけで車種を選ぶ意味は薄く、実際に効いてくるのはガソリン代のほうです(ジムニー(普通車)の実燃費)。

ジムニー(普通車)のデータを一項目ずつ読む

表の数字は、それぞれ別のことを決めています。どの数字が何に効くのかを1つずつ見ていきます。

総排気量:1,460cc

自動車税の区分はこの数字で決まります。1,000cc超1,500cc以下の区分です。コンパクトカーに多い枠です。

車両重量:1,100〜1,210kg

重量税はこの数字で決まります。0.5トンごとに階段状に上がるため、1,500kgの区分に入っています。重いほど燃費も落ちます。

WLTC燃費:13.6〜16.1km/L

グレードで2.5km/Lの幅があります。カタログの代表値だけを見ると、実際に買うグレードとずれることがあります。

実燃費の目安:11.9km/L

カタログ値の80%として計算しています。全103車種に同じ割合を当てているので、車種同士を比べる用途には使えます。

乗車定員:4

定員は乗り方を決める条件です。人数が足りないと用途そのものが成り立ちません。

駆動方式:四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF)

四輪駆動の設定があります。四輪駆動は前輪駆動より重く、燃費は落ちます。雪や坂の多い地域では優先されることがあります。

普通車を自動車税の順に並べる

普通車67車種のうち、ジムニー(普通車)の前後を抜き出しました。自動車税の安い順(良い順)に並べています。

順位 車種 メーカー 自動車税
20 フリード ホンダ 30,500円
21 MAZDA 2 マツダ 30,500円
22 フロンクス スズキ 30,500円
23 マツダ教習車キョウシュウシャ マツダ 30,500円
24 JPN TAXI トヨタ 30,500円
25 ジムニー(普通車) スズキ 30,500円
26 エクリプス クロス 三菱 30,500円
27 プリウス トヨタ 36,000円
28 カローラ スポーツ トヨタ 36,000円
29 カローラ ツーリング トヨタ 36,000円
30 カローラクロス トヨタ 36,000円
31 カローラ トヨタ 36,000円

全67車種の並びは普通車の一覧で見られます。

スズキの他の車種

スズキからは14車種を収録しています。年間維持費の安い順に並べました。

車種 区分 WLTC燃費 年間維持費
アルト ラパン 軽自動車 25.2〜32.9km/L 164,201円
アルト 軽自動車 23.8〜33.4km/L 165,189円
ワゴンR 軽自動車 22.6〜30.9km/L 170,546円
ワゴンR スマイル 軽自動車 22.5〜29.2km/L 173,311円
ハスラー 軽自動車 20.4〜29.9km/L 175,835円
スペーシア 軽自動車 19.8〜30.4km/L 175,835円
エブリイ 軽自動車 15.1〜19.4km/L 215,582円
クロスビー 普通車 21〜26.4km/L 225,530円
ジムニー(スズキ) 軽自動車 14.3〜17.1km/L 227,659円
スイフト 普通車 16.6〜28.9km/L 229,579円

ほかにも3車種あります。

ジムニー(普通車)について、よくある質問

ジムニー(普通車)の自動車税はいくらですか?

年間30,500円です。総排気量1,460ccの区分による税額です。

いつ払うのですか?

毎年4月1日時点の所有者に課され、5月に納付書が届きます。5月末が期限の自治体が多いです。

13年を超えると上がるのは本当ですか?

本当です。新車の新規登録から13年を超えると、自動車税は約15%(軽は12,900円に)、重量税はさらに大きく上がります。18年を超えるとまた上がります。

重量税と自動車税は違うものですか?

違います。自動車税は排気量で決まり毎年かかります。重量税は車両重量で決まり車検のときにまとめて払います。ジムニー(普通車)の重量は1,100〜1,210kgです。

エコカー減税は考えられていますか?

いません。対象と減税率が年度で変わるため、本則の税率で計算しています。実際の納税額はこれより安くなることがあります。

ジムニー(普通車)を判断する前に確認すること

数字を見る前に、前提が自分に当てはまっているかを確かめてください。前提がずれていると、正しい数字を見ても間違った結論になります。

  • 初度登録がいつか
  • 13年を超えていないか
  • グレードで区分が変わらないか

初度登録がいつか

2019年10月1日より前に登録された車は税率が違います。中古車を買う場合は車検証の初度登録年月を確認してください。

13年を超えていないか

超えていると自動車税も重量税も上がります。中古車の価格が安く見えても、税金で差が縮まることがあります。

グレードで区分が変わらないか

ジムニー(普通車)は排気量が1,460ccで一定なので、グレードによる税額の違いはありません。

ジムニー(普通車)でつまずきやすいところ

自動車税と重量税を混同する

排気量で決まるのが自動車税、重量で決まるのが重量税です。払う時期も違います。

減税後の金額を本則と思い込む

エコカー減税が効いた金額を見て「これが税額」と覚えると、減税が終わったときに驚くことになります。

月割りを期待する

年度の途中で買った場合は月割りですが、途中で手放しても自動車税は還付されません(軽自動車税はもともと月割りがありません)。

ジムニー(普通車)を調べるときに出てくる言葉

このページで使っている言葉のうち、意味を取り違えやすいものをまとめました。

WLTCモード
2018年から使われている燃費の測定方式。市街地・郊外・高速道路の3つを組み合わせて測ります。以前のJC08モードより実際の走り方に近く、そのぶん数字は低めに出ます。
カタログ燃費
メーカーが公表する燃費。決められた条件で測った値なので、実際の運転とは条件が違います。
車両重量
燃料・オイル・冷却水を入れた状態の車の重さ。人と荷物は含みません。重量税はこの数字で決まります。
総排気量
エンジンの大きさ。自動車税の区分はこの数字で決まります。660cc以下が軽自動車の枠です。
種別割
自動車税の正式な呼び方。2019年10月から「自動車税」が「種別割」と「環境性能割」に分かれました。
環境性能割
車を買ったときにかかる税。燃費性能に応じて0〜3%です。毎年かかるものではありません。
グリーン化特例
燃費の良い車の自動車税を軽くする制度。対象と減税率は年度で変わります。
本則税率
減税を考えない、もとの税率。このサイトはこの税率で計算しています。

ジムニー(普通車)の数字はどこから来ているか

このサイトの数字は、次の2種類しかありません。

  • 公表資料をそのまま写したもの:総排気量・車両重量・WLTC燃費・乗車定員・駆動方式。国土交通省の「自動車燃費一覧」から取っています。メーカーの広告ではなく、審査を通った数字です。
  • 公表された税率で計算したもの:自動車税・重量税・自賠責保険料。税率は法律で決まっているので、排気量と重量が分かれば計算できます。

この2つ以外は「目安」と書いています。整備費用と任意保険料は、店や契約で変わるため、条件をそろえるための仮の値です。

自分で確かめる手順

  1. 国土交通省のサイトで「自動車燃費一覧」を開く
  2. メーカー(スズキ)と車種区分(普通車)のファイルを選ぶ
  3. 通称名の欄から「ジムニー(普通車)」の行を探す
  4. 総排気量・車両重量・WLTC燃費の列を見る

自動車税と重量税の税率は、総務省と国土交通省のサイトに一覧が出ています。区分の境目にいる車種では、グレード違いで税額が変わることがあるので、購入するグレードの車検証で確認してください。

数字が合わないときに考えられること

  • 年式が違う。燃費も重量も、モデルチェンジで変わります
  • グレードが違う。同じ車種でも駆動方式や装備で重量が変わります
  • 測定方式が違う。古い資料はJC08モードで、WLTCより良い数字が出ます
  • 減税の有無。エコカー減税が効いていると重量税が下がります

ジムニー(普通車)の他の項目

ジムニー(普通車)については、この5つの角度でまとめています。

項目 中身
ジムニー(普通車)の燃費 カタログ燃費 13.6〜16.1km/L と同クラスでの順位
ジムニー(普通車)の実燃費 実燃費の目安 11.9km/L と年間ガソリン代
ジムニー(普通車)の維持費 年間284,584円の内訳と全103車種での位置
ジムニー(普通車)の車検費用 2年で約94,050円。法定費用と整備費用の切り分け

ジムニー(普通車)について分かったこと

  • 自動車税(種別割)は年30,500円
  • 総排気量1,460ccの区分
  • 重量税は車両重量1,100〜1,210kgで決まる
  • 13年超で自動車税・重量税とも上がる

このページの金額は、車種同士を同じ条件で比べるためのものです。実際に払う額は、住んでいる地域・走る距離・保険の等級・整備の内容で変わります。購入や契約の前に、見積もりで確認してください。

ジムニー(普通車)を持ち続けると累計でいくらか

年間284,584円が何年ぶん積み上がるかを出しました。車検は2年に1回ですが、ここでは1年あたりに直した額で計算しています。

年数 累計 月あたり
1年 284,584円 23,715円
3年 853,752円 23,715円
5年 1,422,920円 23,715円
7年 1,992,088円 23,715円
10年 2,845,840円 23,715円

月あたりに直すと約23,715円です。ただし実際の出費は平らではありません。車検の年に94,050円、自動車税の月に30,500円がまとまって出ていきます。月々の積立で考えるなら、車検の年に備えて月7,838円を別に置いておく形になります。

この累計に入っていないもの

  • タイヤ交換。3〜5年に1回、5〜12万円程度
  • バッテリー交換。3〜5年に1回、1〜3万円程度
  • 駐車場代。月0円から3万円以上まで地域差が大きい
  • 車両価格とローンの利息
  • 13年超の増税。10年を超えて乗るなら効いてきます

走行距離を変えて計算し直す

このサイトは全車種を年10,000kmで統一していますが、走る距離は人によってまったく違います。ジムニー(普通車)について、距離を変えたときの年間費用を出しました。

年間走行距離 ガソリン代 年間合計 月あたり
3,000km 44,118円 181,643円 15,137円
5,000km 73,529円 211,054円 17,588円
8,000km 117,647円 255,172円 21,264円
10,000km 147,059円 284,584円 23,715円 このサイトの前提
15,000km 220,588円 358,113円 29,843円
20,000km 294,118円 431,643円 35,970円

税金・車検・任意保険は走らなくてもかかるので、距離が0でも年137,525円は出ていきます。あまり乗らない人ほど、燃費より固定費のほうが効いてきます。逆に年20,000km走る人は、ガソリン代が全体の68%を占めます。

全103車種の自動車税の散らばり

順位だけでは「どれくらい離れているのか」が分かりません。全103車種を自動車税で6つの帯に分け、それぞれ何車種いるかを出しました。

自動車税 車種数
10,800〜23,500円 36 ████████████████
23,500〜36,200円 46 ████████████████████ ジムニー(普通車)はここ
36,200〜48,900円 16 ███████
48,900〜61,600円 4 ██
61,600〜74,300円 0
74,300〜87,001円 1

もっとも車種が多いのは23,500円前後の帯です。ジムニー(普通車)の30,500円は、この山から大きく離れてはいません。中央値は30,500円です。

条件が近い車種を別の軸で探す

総排気量が近い車種(1,460cc前後)

自動車税の区分が同じか隣になる車種です。税額で選ぶならこの範囲で比べることになります。

車種 メーカー 総排気量 自動車税 燃費
アクア トヨタ 1,490cc 30,500円 30〜34.3km/L
スイフト スズキ 1,197〜1,371cc 30,500円 16.6〜28.9km/L
ヤリス クロス トヨタ 1,490cc 30,500円 16.7〜30.8km/L
シエンタ トヨタ 1,490cc 30,500円 18〜28.4km/L
VEZEL ホンダ 1,496cc 30,500円 15〜30.4km/L
フィット ホンダ 1,496cc 30,500円 16〜29.1km/L
カローラ トヨタ 1,490〜1,797cc 36,000円 17.7〜29.8km/L
フリード ホンダ 1,496cc 30,500円 14.4〜26km/L

車両重量が近い車種(1,100〜1,210kg前後)

重量税の区分が同じになりやすい車種です。重量は燃費にも効くので、燃費を比べるときの下地としても使えます。

車種 メーカー 車両重量 車検(年) 燃費
アクア トヨタ 1,120〜1,250kg 47,025円 30〜34.3km/L
ヤリス トヨタ 950〜1,190kg 47,025円 18〜36km/L
ジムニー(スズキ) スズキ 1,060〜1,070kg 32,970円 14.3〜17.1km/L
ヤリス クロス トヨタ 1,110〜1,290kg 47,025円 16.7〜30.8km/L
フィット ホンダ 1,080〜1,290kg 47,025円 16〜29.1km/L
トール ダイハツ 1,080〜1,140kg 47,025円 16.8〜21.9km/L
ルーミー トヨタ 1,080〜1,140kg 47,025円 16.8〜21.9km/L
MAZDA 2 マツダ 1,020〜1,180kg 47,025円 18.1〜21.8km/L

排気量が近くても重量が違えば車検費用が変わり、重量が近くても排気量が違えば自動車税が変わります。1つの軸だけで「同じくらい」と決めないほうが確実です。

自動車税の納め方

金額を知ったあとに出てくるのが「いつ、どうやって払うのか」です。

  1. 毎年4月1日時点の所有者に課される
  2. 5月上旬に納付書が郵送されてくる
  3. 5月31日までに納める(自治体によって期限が違うことがある)
  4. 納めると納税証明書が発行される。車検のときに要る(電子確認できる場合は不要)

払える場所

  • 銀行・郵便局・コンビニの窓口
  • ペイジー(インターネットバンキング・ATM)
  • クレジットカード(自治体のサイト。手数料がかかることがある)
  • スマホ決済アプリ(対応する自治体のみ)

年度の途中で買った場合・手放した場合

買った場合は、登録した月の翌月から3月までの月割りで課されます。ジムニー(普通車)の年額30,500円なら、10月に登録すれば12,708円(11月〜3月の5ヶ月ぶん)です。

手放した場合、自動車税は還付されません(普通車は抹消登録すれば月割りで還付されますが、軽自動車税には月割りの仕組みがありません)。普通車なので、抹消登録をすれば残りの月ぶんが還付されます。名義変更(売却)の場合は還付されないので、手続きの種類で変わります。

このページの数字が変わるとき

ここに出した数字は、いつまでも同じではありません。次のときに変わります。

モデルチェンジ
ジムニー(普通車)のエンジンや車体が変わると、燃費も重量も変わります。重量が0.5トンの区分をまたげば重量税も変わります。
税制改正
自動車税の税率、エコカー減税の対象と減税率、環境性能割の区分は、年度ごとに見直されます。
ガソリン価格
このサイトは175円/Lで統一しています。10円動くとジムニー(普通車)の年間ガソリン代は8,403円変わります。
自賠責保険料の改定
数年に一度、改定されます。全車種一律なので、車種同士の比較には影響しません。
13年・18年の経過
新車登録から13年を超えると自動車税と重量税が上がり、18年でさらに上がります。

数字を見るときは、いつ時点のものかを確かめてください。このページは国土交通省の「自動車燃費一覧」と、公表されている税率にもとづいて計算しています。

ジムニー(普通車)にするかどうかの分かれ目

数字が出そろったあとに残るのは、優先順位の問題です。3つに分けて考えると決めやすくなります。

1. 用途が足りているか

乗車定員は4、駆動方式は四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF)です。人数と積む荷物が収まるかを先に確かめてください。ここが足りないと、いくら安くても選べません。費用の話は、用途が足りていることを確かめてからです。

2. 年にいくらまで出せるか

ジムニー(普通車)の年間維持費は約284,584円、月あたり23,715円です。これに駐車場代が乗ります。普通車の中央値は262,073円、軽自動車の中央値は183,365円です。軽にすると年間101,219円ほど下がりますが、定員と積載量が変わります。

3. 何年乗るつもりか

5年で1,422,920円、10年で2,845,840円が維持費として出ていきます。長く乗るほど車両価格の1年あたりは下がりますが、13年を超えると税金が上がり、部品交換も増えます。「安い車を長く」と「維持費の安い車に買い替える」のどちらが得かは、乗る年数で逆転します。

費用の内訳はジムニー(普通車)の維持費、税金の詳細はジムニー(普通車)の自動車税にまとめています。

ジムニー(普通車)は同じ区分の中でどこが強いか

「良い車かどうか」は使い方で決まるので、ここでは判定しません。代わりに、普通車67車種の中央値と並べて、ジムニー(普通車)のどの数字が上でどれが下かを出しました。6つの軸のうち2つで中央値より有利な位置にいます。

項目 ジムニー(普通車) 普通車の中央値 順位 見方
カタログ燃費 14km/L 16km/L 67車種中 45位 中央値より不利
実燃費の目安 12km/L 15km/L 67車種中 51位 中央値より不利
年間ガソリン代 147,059円 116,667円 67車種中 51位 中央値より不利
自動車税 30,500円 36,000円 67車種中 4位 中央値より有利
車検(年あたり) 47,025円 47,025円 67車種中 5位 中央値ちょうど
年間維持費の合計 284,584円 262,073円 67車種中 47位 中央値より不利

この表は順位表ではありません。軸ごとに向きが違います。燃費は高いほうが有利、費用は低いほうが有利です。また「中央値より不利」は、その車が劣っているという意味ではありません。定員が多い車は重くなり、重くなれば燃費も税も上がります。用途が違うものを同じ列に並べて優劣を言うことはできません。

ジムニー(普通車)の乗車定員は4、駆動方式は四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF)です。この条件が自分の用途に合っているかを先に確かめ、そのうえで数字を見てください。合っていない車がいくら安くても選べませんし、合っている車が多少高くても、それは払う理由のある差です。

メーカーごとの傾向

収録している103車種を、メーカーごとにまとめました。年間維持費の中央値が安い順です。軽自動車の比率が高いメーカーほど中央値は下がるので、この並びは「どのメーカーが優れているか」ではなく「どんな車種を多く作っているか」を表しています。

メーカー 収録車種 うち軽 カタログ燃費の中央値 年間維持費の中央値
ダイハツ 8 6 18.2km/L 188,202円
日産 5 3 17.4km/L 209,541円
三菱 7 3 17.5km/L 224,159円
スズキ 14 8 20.7km/L 225,530円
ホンダ 13 6 18.1km/L 233,679円
トヨタ 30 2 16.7km/L 259,053円
スバル 12 3 15.8km/L 274,488円
マツダ 14 5 16.7km/L 278,684円

スズキは14車種を収録していて、うち8車種が軽自動車です。カタログ燃費の中央値は20.7km/L、年間維持費の中央値は225,530円です。ジムニー(普通車)は284,584円なので、スズキの中では維持費の高いほうに入ります。

メーカーで選ぶ理由があるとすれば、費用よりも整備の受けやすさです。近くにディーラーがあるか、部品がすぐ手に入るか、代車を出してもらえるか——長く乗るほどこちらが効いてきます。この表の金額差は年に数万円ですが、故障したときに1週間動けないほうが困る場面もあります。

ジムニー(普通車)を中古で買う場合に変わること

このページの数字は、いま公表されているモデルの諸元と、2019年10月以降に新車登録された場合の税率で計算しています。中古車を買う場合は、次の点が変わります。

税額が変わることがある

条件 自動車税 重量税(2年)
2019年10月以降に新規登録・13年以内 30,500円 24,600円
2019年9月以前に新規登録 33,550円前後 24,600円
13年超 35,075円 34,194円
18年超 35,075円 37,884円

2019年10月1日に自動車税が引き下げられたため、それより前に登録された車は税額が高いままです。差は年間1,000〜4,500円程度ですが、10年乗れば数万円になります。車検証の「初度登録年月」を必ず確認してください。

燃費の数字が違うことがある

ジムニー(普通車)の現行の値は13.6〜16.1km/Lですが、これはいまのモデルのWLTCモード値です。年式が古いモデルは、車体もエンジンも違えば、測定方式もJC08モードのことがあります。JC08はWLTCより1〜2割ほど良い数字が出るため、そのまま比べると古い車のほうが燃費が良く見えます。中古車情報に出ている燃費が、どの方式で測ったものかを確かめてください。

中古で見ておくこと

  • 初度登録年月。税額と、13年・18年の増税までの残り年数が決まります
  • 走行距離。部品の消耗の目安になります。年1万kmが標準的な目安です
  • 整備記録簿。いつ何を交換したかが分かります。残っていない車は状態が読めません
  • 車検の残り。切れている車は納車時に車検費用が上乗せされます
  • タイヤの残り溝。すぐ交換が必要なら数万円の追加になります
  • 次の車検までの期間。ジムニー(普通車)の車検費用は2年で約94,050円です

新車と中古のどちらが得かは、車両価格の差と、残り年数で決まります。維持費だけを見れば同じ車種なら大きくは変わりませんが、古いほど税金が上がり、部品交換の頻度も増えます。車両価格が安いぶんを、あとから維持費で払うことになる場合があります。

ジムニー(普通車)と似た条件の車種

費用ではなく用途で絞るとどうなるかを出しました。定員と駆動方式は、費用よりも先に決まる条件です。ここが合わない車は、いくら安くても選べません。

乗車定員が同じ車種(4)

車種 メーカー 区分 カタログ燃費 年間維持費
プレオ プラス スバル 軽自動車 23.2〜35.2km/L 163,556円
ミラ イース ダイハツ 軽自動車 23.2〜35.2km/L 163,556円
ピクシスエポック トヨタ 軽自動車 23.2〜35.2km/L 163,556円
アルト ラパン スズキ 軽自動車 25.2〜32.9km/L 164,201円
アルト スズキ 軽自動車 23.8〜33.4km/L 165,189円
キャロル マツダ 軽自動車 23.8〜33.4km/L 165,189円
ワゴンR スズキ 軽自動車 22.6〜30.9km/L 170,546円
フレア マツダ 軽自動車 22.6〜30.9km/L 170,546円
ワゴンR スマイル スズキ 軽自動車 22.5〜29.2km/L 173,311円
ハスラー スズキ 軽自動車 20.4〜29.9km/L 175,835円

定員4の車種は40車種あります。維持費の安い順に並べました。同じ人数を乗せられるなかで、費用がどれだけ違うかが分かります。

駆動方式が同じ車種(四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF))

車種 メーカー 車両重量 カタログ燃費 年間維持費
プレオ プラス スバル 650〜740kg 23.2〜35.2km/L 163,556円
ミラ イース ダイハツ 650〜740kg 23.2〜35.2km/L 163,556円
ピクシスエポック トヨタ 650〜740kg 23.2〜35.2km/L 163,556円
アルト ラパン スズキ 700〜760kg 25.2〜32.9km/L 164,201円
アルト スズキ 690〜760kg 23.8〜33.4km/L 165,189円
キャロル マツダ 690〜760kg 23.8〜33.4km/L 165,189円
ワゴンR スズキ 750〜860kg 22.6〜30.9km/L 170,546円
フレア マツダ 770〜860kg 22.6〜30.9km/L 170,546円
ワゴンR スマイル スズキ 840〜920kg 22.5〜29.2km/L 173,311円
ハスラー スズキ 830〜900kg 20.4〜29.9km/L 175,835円

四輪駆動は前輪駆動より重く、そのぶん燃費が落ちて重量税も上がります。雪や坂の多い地域では必要な装備ですが、必要でないなら費用だけが増えます。

同じ定員でも、荷室の広さと後席の使い勝手は車種で大きく違います。この表で費用の見当をつけてから、実車で確かめてください。数字で絞れるのは候補までで、最後は座ってみないと分かりません。