カローラの車検費用はいくら?法定費用と整備費用の内訳

掲載データの確認日 2026/10/17

103車種を同じ条件でそろえています

カローラのイメージ

トヨタ

カローラ

年間の維持費
23.5万円
WLTC燃費
17.7〜29.8km/L
乗車人数
5名
車検
カローラの要点決めるのに要る数値だけ先に出しています
WLTC燃費
17.7〜29.8km/L
年間の維持費
23.5万円
排気量
1,490〜1,797cc
定員
5名
軽自動車四輪駆動

○があるもの、×が無いものです。

カローラの車検費用は2年で約94,050円です。このうち44,050円は法定費用で、どこで受けても同じ額です。残りの50,000円が整備費用の目安で、ここは店と車の状態で変わります。

カローラの諸元

メーカートヨタ
区分普通車
総排気量1,490〜1,797cc
車両重量1,210〜1,430kg
WLTC燃費(カタログ)17.7〜29.8km/L
実燃費の目安19km/L
乗車定員5
駆動方式四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF)
年間維持費の目安235,130円

金額が決まっているもの(法定費用)

項目金額何で決まるか
自動車重量税24,600円車両重量 1,210〜1,430kg の区分
自賠責保険料17,650円24ヶ月ぶん。全国一律
印紙代・証紙代1,800円検査の手数料
法定費用の合計44,050円どこで受けても同じ

この3つは法律で決まっている額なので、ディーラーでもガソリンスタンドでもユーザー車検でも変わりません。「車検が安い」と書かれている店が安くしているのは、この下の整備費用のほうです。

店によって変わるもの(整備費用)

整備費用は「点検料(車検基本料)」と「部品交換の費用」に分かれます。点検料は店が決める料金で、部品交換は車の状態で決まります。

受け方整備費用の目安特徴
ディーラー70,000〜100,000円純正部品。整備の記録が残る。予防的な交換を勧められることが多い
整備工場40,000〜70,000円交換の要否を相談しやすい。工場ごとに差がある
カー用品店・ガソリンスタンド25,000〜50,000円点検料が安い。込み入った整備は外注になることがある
ユーザー車検0〜20,000円自分で運輸支局に持ち込む。平日に時間が要る。整備は自己責任

このサイトの維持費の計算では、整備費用を50,000円(普通車の目安)として全車種に同じ額を当てています。店ごとの差を車種の差として出さないためです。

2年ぶんと1年あたり

見方金額
2年ぶんの合計94,050円
1年あたりに直すと47,025円
普通車の1年あたり中央値47,025円

車検は2年に1回(新車は初回3年)なので、家計で見るなら1年あたりに直したほうが実感に合います。年間維持費の全体はカローラの維持費にまとめています。

車検費用が近い車種

車種区分車両重量車検(年あたり)
アクア普通車1,120〜1,250kg47,025円
ノート普通車1,230〜1,350kg47,025円
ノート オーラ普通車1,270〜1,380kg47,025円
プリウス普通車1,350〜1,500kg47,025円
ヤリス普通車950〜1,190kg47,025円
ロッキー普通車970〜1,070kg47,025円
ライズ普通車970〜1,070kg47,025円

車検費用の車種による差は、ほぼ重量税の差です。重量税は0.5トンごとに階段状に上がるので、重量が区分の境目にある車種では、グレード違いで金額が変わることがあります(カローラの自動車税と重量税)。

カローラのデータを一項目ずつ読む

表の数字は、それぞれ別のことを決めています。どの数字が何に効くのかを1つずつ見ていきます。

総排気量:1,490〜1,797cc

自動車税の区分はこの数字で決まります。1,500cc超2,000cc以下の区分です。国産車でもっとも数の多い枠です。

車両重量:1,210〜1,430kg

重量税はこの数字で決まります。0.5トンごとに階段状に上がるため、1,500kgの区分に入っています。重いほど燃費も落ちます。

WLTC燃費:17.7〜29.8km/L

グレードで12.1km/Lの幅があります。カタログの代表値だけを見ると、実際に買うグレードとずれることがあります。

実燃費の目安:19km/L

カタログ値の80%として計算しています。全103車種に同じ割合を当てているので、車種同士を比べる用途には使えます。

乗車定員:5

定員は乗り方を決める条件です。人数が足りないと用途そのものが成り立ちません。

駆動方式:四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF)

四輪駆動の設定があります。四輪駆動は前輪駆動より重く、燃費は落ちます。雪や坂の多い地域では優先されることがあります。

普通車を車検(年あたり)の順に並べる

普通車67車種のうち、カローラの前後を抜き出しました。車検(年あたり)の安い順(良い順)に並べています。

順位車種メーカー車検(年あたり)
16カローラクロストヨタ47,025円
17シエンタトヨタ47,025円
18ソリオスズキ47,025円
19VEZELホンダ47,025円
20フィットホンダ47,025円
21カローラトヨタ47,025円
22PRELUDEホンダ47,025円
23トールダイハツ47,025円
24ルーミートヨタ47,025円
25フリードホンダ47,025円
26MAZDA 2マツダ47,025円
27フロンクススズキ47,025円

全67車種の並びは普通車の一覧で見られます。

トヨタの他の車種

トヨタからは30車種を収録しています。年間維持費の安い順に並べました。

車種区分WLTC燃費年間維持費
ピクシスエポック軽自動車23.2〜35.2km/L163,556円
コペン(トヨタ)軽自動車18.6〜19.2km/L204,664円
アクア普通車30〜34.3km/L205,618円
プリウス普通車26.8〜32.6km/L216,554円
ヤリス普通車18〜36km/L218,544円
ライズ普通車17.4〜34.8km/L221,257円
カローラ スポーツ普通車26.2〜28.9km/L222,570円
カローラ ツーリング普通車24.9〜28.8km/L224,420円
ヤリス クロス普通車16.7〜30.8km/L229,630円
カローラクロス普通車23.3〜26.4km/L230,965円

ほかにも19車種あります。

カローラについて、よく聞かれること

カローラの車検費用はいくらですか?

2年で約94,050円です。うち法定費用は44,050円で、どこで受けても同じ額です。

どこで受けるのが安いですか?

法定費用は変わらないので、差が出るのは整備費用だけです。ユーザー車検がもっとも安く、次に量販店、整備工場、ディーラーの順になるのが一般的です。ただし安いところは整備の範囲も狭いので、費用だけで選ぶと後で部品交換が必要になることがあります。

車検は何年ごとですか?

自家用乗用車は新車のとき3年、その後は2年ごとです。

車検を受けないとどうなりますか?

車検が切れた車は公道を走れません。走ると無車検運行になり、罰則の対象です。

ユーザー車検は難しいですか?

手続き自体は決まった流れです。ただし平日の日中に運輸支局へ行く必要があり、整備は自分の責任になります。不合格になれば直して再検査です。

カローラを判断する前に確認すること

数字を見る前に、前提が自分に当てはまっているかを確かめてください。前提がずれていると、正しい数字を見ても間違った結論になります。

  • どこまで整備してもらうか
  • 部品交換の見積もりが含まれているか
  • 代車が要るか

どこまで整備してもらうか

「車検に通す最低限」と「次の2年を安心して乗るための整備」は別物です。見積もりで、どちらの範囲なのかを確認してください。

部品交換の見積もりが含まれているか

広告に出ている「車検◯円」は点検料だけのことが多く、部品交換は別料金です。総額で聞くほうが確実です。

代車が要るか

数日預ける場合、代車の有無と費用で総額が変わります。

カローラでつまずきやすいところ

広告の「車検◯円」を総額と思う

その金額は点検料だけで、法定費用と部品交換は別なのが普通です。

期限を勘違いする

車検証の有効期限は満了日です。前倒しで受けても期限は短くなりません(1ヶ月前からは満了日から2年になります)。

整備の記録を残さない

整備記録簿が残っていると、売るときの評価に効きます。安さだけで選ぶと記録が残らないことがあります。

カローラを調べるときに出てくる言葉

このページに出てくる言葉から、取り違えると判断を誤りやすいものを選んで説明します。

WLTCモード
2018年から使われている燃費の測定方式。市街地・郊外・高速道路の3つを組み合わせて測ります。以前のJC08モードより実際の走り方に近く、そのぶん数字は低めに出ます。
カタログ燃費
メーカーが公表する燃費。決められた条件で測った値なので、実際の運転とは条件が違います。
車両重量
燃料・オイル・冷却水を入れた状態の車の重さ。人と荷物は含みません。重量税はこの数字で決まります。
総排気量
エンジンの大きさ。自動車税の区分はこの数字で決まります。660cc以下が軽自動車の枠です。
自賠責保険
加入が義務づけられている保険。人身事故の被害者への補償が対象で、物損や自分のけがは対象外です。
指定工場
運輸支局に持ち込まずに検査までできる工場。「民間車検場」とも呼ばれます。
認証工場
分解整備はできるが、検査は運輸支局に持ち込む必要がある工場。
ユーザー車検
自分で運輸支局に持ち込んで受ける車検。法定費用だけで済みますが、平日の日中に時間が要り、整備は自己責任になります。

カローラの数字はどこから来ているか

このサイトの数字は、次の2種類しかありません。

  • 公表資料をそのまま写したもの:総排気量・車両重量・WLTC燃費・乗車定員・駆動方式。国土交通省の「自動車燃費一覧」から取っています。メーカーの広告ではなく、審査を通った数字です。
  • 公表された税率で計算したもの:自動車税・重量税・自賠責保険料。税率は法律で決まっているので、排気量と重量が分かれば計算できます。

この2つ以外は「目安」と書いています。整備費用と任意保険料は、店や契約で変わるため、条件をそろえるための仮の値です。

自分で確かめる手順

  1. 国土交通省のサイトで「自動車燃費一覧」を開く
  2. メーカー(トヨタ)と車種区分(普通車)のファイルを選ぶ
  3. 通称名の欄から「カローラ」の行を探す
  4. 総排気量・車両重量・WLTC燃費の列を見る

自動車税と重量税の税率は、総務省と国土交通省のサイトに一覧が出ています。区分の境目にいる車種では、グレード違いで税額が変わることがあるので、購入するグレードの車検証で確認してください。

数字が合わないときに考えられること

  • 年式が違う。燃費も重量も、モデルチェンジで変わります
  • グレードが違う。同じ車種でも駆動方式や装備で重量が変わります
  • 測定方式が違う。古い資料はJC08モードで、WLTCより良い数字が出ます
  • 減税の有無。エコカー減税が効いていると重量税が下がります

カローラの他の項目

カローラについては、この5つの角度でまとめています。

項目中身
カローラの燃費カタログ燃費 17.7〜29.8km/L と同クラスでの順位
カローラの実燃費実燃費の目安 19km/L と年間ガソリン代
カローラの維持費年間235,130円の内訳と全103車種での位置
カローラの自動車税自動車税36,000円と重量税の区分

カローラについて分かったこと

  • 2年で約94,050円、1年あたり47,025円
  • 法定費用はどこで受けても同じ
  • 差が出るのは整備費用だけ
  • 車種による差はほぼ重量税の差

このページの金額は、車種同士を同じ条件で比べるためのものです。実際に払う額は、住んでいる地域・走る距離・保険の等級・整備の内容で変わります。購入や契約の前に、見積もりで確認してください。

カローラを持ち続けると累計でいくらか

年間235,130円が何年ぶん積み上がるかを出しました。車検は2年に1回ですが、ここでは1年あたりに直した額で計算しています。

年数累計月あたり
1年235,130円19,594円
3年705,390円19,594円
5年1,175,650円19,594円
7年1,645,910円19,594円
10年2,351,300円19,594円

月あたりに直すと約19,594円です。ただし実際の出費は平らではありません。車検の年に94,050円、自動車税の月に36,000円がまとまって出ていきます。月々の積立で考えるなら、車検の年に備えて月7,838円を別に置いておく形になります。

この累計に入っていないもの

  • タイヤ交換。3〜5年に1回、5〜12万円程度
  • バッテリー交換。3〜5年に1回、1〜3万円程度
  • 駐車場代。月0円から3万円以上まで地域差が大きい
  • 車両価格とローンの利息
  • 13年超の増税。10年を超えて乗るなら効いてきます

走行距離を変えて計算し直す

このサイトは全車種を年10,000kmで統一していますが、走る距離は人によってまったく違います。カローラについて、距離を変えたときの年間費用を出しました。

年間走行距離ガソリン代年間合計月あたり
3,000km27,632円170,657円14,221円—
5,000km46,053円189,078円15,756円—
8,000km73,684円216,709円18,059円—
10,000km92,105円235,130円19,594円このサイトの前提
15,000km138,158円281,183円23,432円—
20,000km184,211円327,236円27,270円—

税金・車検・任意保険は走らなくてもかかるので、距離が0でも年143,025円は出ていきます。あまり乗らない人ほど、燃費より固定費のほうが効いてきます。逆に年20,000km走る人は、ガソリン代が全体の56%を占めます。

全103車種の車検(年あたり)の散らばり

順位だけでは「どれくらい離れているのか」が分かりません。全103車種を車検(年あたり)で6つの帯に分け、それぞれ何車種いるかを出しました。

車検(年あたり)車種数
32,970〜36,679円36██████████████████
36,679〜40,388円0█
40,388〜44,098円4██
44,098〜47,807円39████████████████████ カローラはここ
47,807〜51,516円17█████████
51,516〜55,226円7████

もっとも車種が多いのは44,098円前後の帯です。カローラの47,025円は、この山から大きく離れてはいません。中央値は47,025円です。

条件が近い車種を別の軸で探す

総排気量が近い車種(1,490〜1,797cc前後)

自動車税の区分が同じか隣になる車種です。税額で選ぶならこの範囲で比べることになります。

車種メーカー総排気量自動車税燃費
アクアトヨタ1,490cc30,500円30〜34.3km/L
カローラ スポーツトヨタ1,797cc36,000円26.2〜28.9km/L
カローラ ツーリングトヨタ1,797cc36,000円24.9〜28.8km/L
ヤリス クロストヨタ1,490cc30,500円16.7〜30.8km/L
シエンタトヨタ1,490cc30,500円18〜28.4km/L
VEZELホンダ1,496cc30,500円15〜30.4km/L
フィットホンダ1,496cc30,500円16〜29.1km/L
ランディスズキ1,797cc36,000円21.9〜23.6km/L

車両重量が近い車種(1,210〜1,430kg前後)

重量税の区分が同じになりやすい車種です。重量は燃費にも効くので、燃費を比べるときの下地としても使えます。

車種メーカー車両重量車検(年)燃費
ノート日産1,230〜1,350kg47,025円26.9〜33.8km/L
ノート オーラ日産1,270〜1,380kg47,025円26.3〜33km/L
カローラ スポーツトヨタ1,360〜1,390kg47,025円26.2〜28.9km/L
カローラ ツーリングトヨタ1,350〜1,440kg47,025円24.9〜28.8km/L
シエンタトヨタ1,270〜1,420kg47,025円18〜28.4km/L
VEZELホンダ1,320〜1,480kg47,025円15〜30.4km/L
JPN TAXIトヨタ1,390〜1,420kg47,025円16.5〜19.4km/L
86トヨタ1,210〜1,280kg47,025円11.8〜12.8km/L

排気量が近くても重量が違えば車検費用が変わり、重量が近くても排気量が違えば自動車税が変わります。1つの軸だけで「同じくらい」と決めないほうが確実です。

車検を受けるまでの流れ

金額のあとに必要なのは段取りです。満了日の1ヶ月前から受けられます。

  1. 車検証で満了日を確認する(フロントガラスのステッカーでも分かる)
  2. 1〜2ヶ月前に見積もりを取る。複数から取ると整備の範囲の違いが見える
  3. 予約する。混む時期(3月・9月)は早めに
  4. 必要な書類をそろえる
  5. 車を預ける、または持ち込む
  6. 整備の内容と追加費用の説明を受ける。納得してから進めてもらう
  7. 受け取り。新しい車検証とステッカーを確認する

必要な書類

  • 車検証(自動車検査証)
  • 自賠責保険証明書。期限が切れていないか確認する
  • 自動車税納税証明書。電子確認できる場合は不要
  • 認印。店によって要る

車検に通らない主な理由

  • ヘッドライトの光軸・光量。経年で落ちる。もっとも多い不合格の理由
  • タイヤの溝が1.6mm未満。スリップサインが出ていたら交換
  • ブレーキパッドの残量不足
  • ワイパーの拭き取り不良、ウォッシャー液が出ない
  • 発煙筒の期限切れ。数百円で買える
  • 違法な改造(灯火類の色、車高、マフラーの音量)

このページの数字が変わるとき

ここに出した数字は、いつまでも同じではありません。次のときに変わります。

モデルチェンジ
カローラのエンジンや車体が変わると、燃費も重量も変わります。重量が0.5トンの区分をまたげば重量税も変わります。
税制改正
自動車税の税率、エコカー減税の対象と減税率、環境性能割の区分は、年度ごとに見直されます。
ガソリン価格
このサイトは175円/Lで統一しています。10円動くとカローラの年間ガソリン代は5,263円変わります。
自賠責保険料の改定
数年に一度、改定されます。全車種一律なので、車種同士の比較には影響しません。
13年・18年の経過
新車登録から13年を超えると自動車税と重量税が上がり、18年でさらに上がります。

数字を見るときは、いつ時点のものかを確かめてください。このページは国土交通省の「自動車燃費一覧」と、公表されている税率にもとづいて計算しています。

カローラにするかどうかの分かれ目

数字が出そろったあとに残るのは、優先順位の問題です。3つに分けて考えると決めやすくなります。

1. 用途が足りているか

乗車定員は5、駆動方式は四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF)です。人数と積む荷物が収まるかを先に確かめてください。ここが足りないと、いくら安くても選べません。費用の話は、用途が足りていることを確かめてからです。

2. 年にいくらまで出せるか

カローラの年間維持費は約235,130円、月あたり19,594円です。これに駐車場代が乗ります。普通車の中央値は262,073円、軽自動車の中央値は183,365円です。軽にすると年間51,765円ほど下がりますが、定員と積載量が変わります。

3. 何年乗るつもりか

5年で1,175,650円、10年で2,351,300円が維持費として出ていきます。長く乗るほど車両価格の1年あたりは下がりますが、13年を超えると税金が上がり、部品交換も増えます。「安い車を長く」と「維持費の安い車に買い替える」のどちらが得かは、乗る年数で逆転します。

費用の内訳はカローラの維持費、税金の詳細はカローラの自動車税にまとめています。

カローラは同じ区分の中でどこが強いか

「良い車かどうか」は使い方で決まるので、ここでは判定しません。代わりに、普通車67車種の中央値と並べて、カローラのどの数字が上でどれが下かを出しました。6つの軸のうち6つで中央値より有利な位置にいます。

項目カローラ普通車の中央値順位見方
カタログ燃費18km/L16km/L67車種中 21位中央値より有利
実燃費の目安19km/L15km/L67車種中 12位中央値より有利
年間ガソリン代92,105円116,667円67車種中 12位中央値より有利
自動車税36,000円36,000円67車種中 27位中央値ちょうど
車検(年あたり)47,025円47,025円67車種中 5位中央値ちょうど
年間維持費の合計235,130円262,073円67車種中 20位中央値より有利

この表は順位表ではありません。軸ごとに向きが違います。燃費は高いほうが有利、費用は低いほうが有利です。また「中央値より不利」は、その車が劣っているという意味ではありません。定員が多い車は重くなり、重くなれば燃費も税も上がります。用途が違うものを同じ列に並べて優劣を言うことはできません。

カローラの乗車定員は5、駆動方式は四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF)です。この条件が自分の用途に合っているかを先に確かめ、そのうえで数字を見てください。合っていない車がいくら安くても選べませんし、合っている車が多少高くても、それは払う理由のある差です。

メーカーごとの傾向

収録している103車種を、メーカーごとにまとめました。年間維持費の中央値が安い順です。軽自動車の比率が高いメーカーほど中央値は下がるので、この並びは「どのメーカーが優れているか」ではなく「どんな車種を多く作っているか」を表しています。

メーカー収録車種うち軽カタログ燃費の中央値年間維持費の中央値
ダイハツ8618.2km/L188,202円
日産5317.4km/L209,541円
三菱7317.5km/L224,159円
スズキ14820.7km/L225,530円
ホンダ13618.1km/L233,679円
トヨタ30216.7km/L259,053円
スバル12315.8km/L274,488円
マツダ14516.7km/L278,684円

トヨタは30車種を収録していて、うち2車種が軽自動車です。カタログ燃費の中央値は16.7km/L、年間維持費の中央値は259,053円です。カローラは235,130円なので、トヨタの中では維持費の安いほうに入ります。

メーカーで選ぶ理由があるとすれば、費用よりも整備の受けやすさです。近くにディーラーがあるか、部品がすぐ手に入るか、代車を出してもらえるか——長く乗るほどこちらが効いてきます。この表の金額差は年に数万円ですが、故障したときに1週間動けないほうが困る場面もあります。

カローラを中古で買う場合に変わること

このページの数字は、いま公表されているモデルの諸元と、2019年10月以降に新車登録された場合の税率で計算しています。中古車を買う場合は、次の点が変わります。

税額が変わることがある

条件自動車税重量税(2年)
2019年10月以降に新規登録・13年以内36,000円24,600円
2019年9月以前に新規登録39,600円前後24,600円
13年超41,400円34,194円
18年超41,400円37,884円

2019年10月1日に自動車税が引き下げられたため、それより前に登録された車は税額が高いままです。差は年間1,000〜4,500円程度ですが、10年乗れば数万円になります。車検証の「初度登録年月」を必ず確認してください。

燃費の数字が違うことがある

カローラの現行の値は17.7〜29.8km/Lですが、これはいまのモデルのWLTCモード値です。年式が古いモデルは、車体もエンジンも違えば、測定方式もJC08モードのことがあります。JC08はWLTCより1〜2割ほど良い数字が出るため、そのまま比べると古い車のほうが燃費が良く見えます。中古車情報に出ている燃費が、どの方式で測ったものかを確かめてください。

中古で見ておくこと

  • 初度登録年月。税額と、13年・18年の増税までの残り年数が決まります
  • 走行距離。部品の消耗の目安になります。年1万kmが標準的な目安です
  • 整備記録簿。いつ何を交換したかが分かります。残っていない車は状態が読めません
  • 車検の残り。切れている車は納車時に車検費用が上乗せされます
  • タイヤの残り溝。すぐ交換が必要なら数万円の追加になります
  • 次の車検までの期間。カローラの車検費用は2年で約94,050円です

新車と中古のどちらが得かは、車両価格の差と、残り年数で決まります。維持費だけを見れば同じ車種なら大きくは変わりませんが、古いほど税金が上がり、部品交換の頻度も増えます。車両価格が安いぶんを、あとから維持費で払うことになる場合があります。

カローラと似た条件の車種

費用ではなく用途で絞るとどうなるかを出しました。定員と駆動方式は、費用よりも先に決まる条件です。ここが合わない車は、いくら安くても選べません。

乗車定員が同じ車種(5)

車種メーカー区分カタログ燃費年間維持費
アクアトヨタ普通車30〜34.3km/L205,618円
ノート日産普通車26.9〜33.8km/L209,541円
ノート オーラ日産普通車26.3〜33km/L211,365円
プリウストヨタ普通車26.8〜32.6km/L216,554円
ヤリストヨタ普通車18〜36km/L218,544円
ロッキーダイハツ普通車17.4〜34.8km/L221,257円
ライズトヨタ普通車17.4〜34.8km/L221,257円
カローラ スポーツトヨタ普通車26.2〜28.9km/L222,570円
デリカD:2三菱普通車24.9〜25.6km/L224,159円
カローラ ツーリングトヨタ普通車24.9〜28.8km/L224,420円

定員5の車種は45車種あります。維持費の安い順に並べました。同じ人数を乗せられるなかで、費用がどれだけ違うかが分かります。

駆動方式が同じ車種(四輪駆動(4WD)・前輪駆動(FF))

車種メーカー車両重量カタログ燃費年間維持費
プレオ プラススバル650〜740kg23.2〜35.2km/L163,556円
ミラ イースダイハツ650〜740kg23.2〜35.2km/L163,556円
ピクシスエポックトヨタ650〜740kg23.2〜35.2km/L163,556円
アルト ラパンスズキ700〜760kg25.2〜32.9km/L164,201円
アルトスズキ690〜760kg23.8〜33.4km/L165,189円
キャロルマツダ690〜760kg23.8〜33.4km/L165,189円
ワゴンRスズキ750〜860kg22.6〜30.9km/L170,546円
フレアマツダ770〜860kg22.6〜30.9km/L170,546円
ワゴンR スマイルスズキ840〜920kg22.5〜29.2km/L173,311円
ハスラースズキ830〜900kg20.4〜29.9km/L175,835円

四輪駆動は前輪駆動より重く、そのぶん燃費が落ちて重量税も上がります。雪や坂の多い地域では必要な装備ですが、必要でないなら費用だけが増えます。

同じ定員でも、荷室の広さと後席の使い勝手は車種で大きく違います。この表で費用の見当をつけてから、実車で確かめてください。数字で絞れるのは候補までで、最後は座ってみないと分かりません。

カローラについて、いまどの状態ですか

同じ車でも、これから買う人と、すでに乗っている人では、次に見るべきものが違います。当てはまるものを選んでください。選んだものだけを表示します。